まさ

まささんによるブログ記事

まささんのプロフィール
1954年岐阜県生まれ。2005年に認知症と診断される。男性。元システムエンジニア。

生きていく上で大切なこと

生きて行く上で大切なこと

Important things in life

1  出来ない事に目を向けるのではなく、できる事に目を向けて生きる

To focus on what you can do, not what you cannot do

2  自分には無限の可能性があると信じること

To believe that you have unlimited possibilities

3   変えれることは、変える努力をして、変えられないことは、受け入れること

To do your best on what you can do, while accepting what you cannot do

4   出来ないことは、出来ないと割り切り、人に委ねること

To give up on things you cannot do and ask others to do them

5   いつも希望を持つこと

To hold onto your hope

6    試練にあったら、なぜこんな試練に合うのですかと不満を言うのでなく、この試練から 何を学ぶのですかと祈ること

When you are faced with a challenge, you pray and ask what you can learn from this, in front of griping what you are faced with that challenge

7    向上心を失わないこと

Not to give up on improving

8   自分の使命を考えて、行動すること

To think what your mission is and act in accordance with it

9   新しい事に挑戦する勇気を、いつも持つこと

To keep up the courage to challenge new things

10   疲れたら、休む事  無理は禁物

To rest when you are tired. Don’t strain yourself

11    不平、不満を言わなく、みずから行動すること

Show with your action, not with gripes or complaints

12    生かされていることに感謝すること

To be thankful that you are alive

13  人のためにいきること(社会に貢献すること)

To live for others (to contribute to society)

14  人を愛すること

To love people

15  自分で自分のことを尊い存在だと思うこと

To think you are a precious being

 

いかに生きるか

How to live

・自分は価値ある世界で一人の人間だと思い、他人と比較することなく自分の人生をいきる。

To think you are the one and only precious person and live a life of yours without compared with lives of others

・失敗したことはすぐに忘れて、負の感情をひきずらない。

To forget what you have erred, not to be dragged down by negative feelings

・自分で自分の能力を低く見積もらない

Not to underestimate your abilities

・すきなことは、できると信じておこなう。

To carry out things you like, believing that you can achieve them

・寂しい、悲しいと負の感情におそわれたら、注意をほかのものにむける。例えば音楽を聴く

When hit by negative feelings, such as  loneliness or sadness, turn your attention to other things – such as listening to music

・今日出来なくとも、いつかできると信じる。

To believe that, if you can’t do it today, you can do it sometime

・失敗しても、なんどでも挑戦する。

To try to accomplish something many times even if you have failed to do so

・何事にも興味をもつ

To become interesting in everything

・初めか出来ないと、諦めない。

Not to give up even if you fail to achieve it in your first try

・何事もポジティブに考える。

To think everything positively

10

・失敗は成功の元。失敗にめげない。

Failures make a success. Do not give up.

・悲観的に考えない。人に希望を届ける人生を歩む。

Do not feel pessimistic and live a life giving hope to other people.

・試練には、必ず脱出の道があると信じる。

To believe that there should be a way out of difficulties

・いつも希望を持つ。

To keep up your hope

・認知症になっても、できなくなること増えるができることもたくさんある

When you have dementia, there are many things you grow unable to do. But there are also many things you can do.

・借り物ではなく、自分の人生を生きる

To live a life of your own, not a life of someone else

・生きるには苦難はつきものだと思う

To realize that life comes with difficulties

・試練によって、人格が成長すると考える。

To think that challenges help you grow as a person

・試練により人間性がます。失敗しても、悔いのない人生を送る。

To think that your humanity grows with challenges. To live a life without regrets, even if you make a mistake

・リスクを覚悟(おかしても)に、悔いのない人生をおくる。

To live a life without regrets, even if that comes with risks

20.

・出来ないことは、人に委ねる。

To ask others to do things you cannot do yourself

・無い物ねだりをしない。

Not to wish for something you can’t have

・現状に満足する。

To be content with the way it is

・大きな負担にならない程度に頑張る。

To work hard without overburdening yourself

・何事も、できると信じて行う。

To believe that you can get anything done

・縁の下の力として、栄光をもとめない。

To help others without asking for credit; don’t live for a glory

・毎日、生かされていることに感謝して生きる。

To be thankful that you are alive everybody

・同じ失敗をしない。

Not to make the same mistakes

・何事も、前向きに考える。

To think positively about everything

・いつまでも、くよくよしない。

Not to fret

30

・負の感情が起ったら別のことに注意を向ける。

To turn your attention away if negative feelings try to control you

・いきずまったら、人のために生きることを考える。

To think of living for others when you run up against a wall

・どんな時にも、希望を捨てない。

Never to give up hope

・いまに、きっといい事があると信じる。

To believe that good things will happen soon

・人の意見は参考程度に考える。

To take the opinions of others in stride

・人の人生に土足で踏み入らない。

Not to intrude on other people’s lives

・自分の行動には、責任を持つ。

To take responsibility for your actions

・決断力した事に、くよくよしない。最善の道だと信じる。

To never question your own decision. Believe that your decision is the best way forward

・自分の決断には、責任を持ち、人のせいにしない。

To take responsibility for your decisions and not to blame others for them

・負の感情が起こったら、楽しい事に注意を向ける。

To focus on something fun when you are hit by negative feelings

40

・案ずるより、うむがやすし。なりゆきにまかせる。

It’s easier to do something than worrying about it. See what happens

・とりこり苦労はしない。

Not to worry too much in advance

・悪い事が起こったら必ず良いことも起こると信じる。

To think that a bad event is always followed by something good

・何事も、言語にして、考えをまとめる。

To turn your thoughts into words

・無用な心配はしない。なったらなった時。

Not to worry too much. When it happens, it happens

・負のスパイラルに陥らない。

Not to fall into a spiral of negativity

・悲劇の主人公にならない。

Not to make yourself a tragic hero

・いきずまった、視点,発想をかえる。

Change your perspective and mindset when you run up against a wall

・ちいさなことに、くよくよしない。

Not to fret over small things

できる事リスト2017年1月

・指定された場所に指定された時間に行くことができる

・パソコン通販{アマゾン)で商品をかうことができる。

・銀行ATMで現金を引きおろすことができる。

・銀行ATMで送金ができる。

・洗濯機、乾燥機を使用して、洗濯ができる。

・パソコン、Ipadで文章を打つことができる。

・パソコン、Ipad  でメールがうてる。

・ipad   で写真をとることができる。

・ipadで文字入りでアルバムを作ることができる。

・エクセルを使用して、預貯金が管理できる。

・自由に買い物ができる。

・一人で入浴することができる。

・読書することができる。

・自由に洋服をかうことができる。

・windows パソコンで作成した文章を、Macパソコン、ipadで見ることができる。

・ipadでyoutube   を起動して、音楽を聞くことがででくる。

・薬の管理ができる。

・1日3回、決められた時間に決められた量インシュリンをうつことができる。

・問題が起きたら、改善策を考えることができる

・自分の考えている事を、文章にして、人に伝える事ができる

・できない事は、人にゆだねることができる。

・できない事、嫌のことは断る事ができる

・お金の管理ができる。

・一人で映画をみることができる。

・一人で外食ができる。

・ipadで毎日の日記を書くことができる

・一人で郵便局に行き、郵便物を送ることができる。

・ビデオを見ることできる。

・家庭用カラオケ装置を操作できる。

・一人で散歩に行くことができる。

・一人で喫茶店に行きたのしむことがでくる。

・一人でクリーニング店に行くことができる。

・絵画をえがくことができ。

・ピアノを習う元気がある。

・パソコンで文章を打ち出すことができる。

・認知症の体験を話すことができる。

・1週間沖縄旅行が出来た。

・一人で着替えができる。

 

認知症当事者にとって住みよい社会とは

・道に迷ったりした時など、何かお困りですかと声をかけてくれる優しい社会

・スーパーで支払いが遅くても苦情を言わない、成熟した社会

・作業が遅くても、好きなことをしてお金を稼げる社会

・上から目線で援助するのではなく、対等な立場で、一緒に物事を楽しんでくれる社会

・失敗をしても、許してもらえる社会

・効率第一主義でなく、ゆっくりと暮らせる、スロ〜ライフの社会

・ギスギスしない、思いやりのある社会

・弱肉強食の世界でない、弱者に優しい社会

・色々な価値観を認める、多様な社会

・障害者、弱者を差別しない思いやりのある社会

・相手の立場を察することができる優しい社会

・席を譲ってくれる、親切な社会

・自分の権利、主張だけを言わなく、相手の立場も理解できる、優しい社会

・お互い様だと思い、譲りあい、協力して助けあう社会

・弱者にも、役割を与えてくれる弱者が活躍できる社会

あなたも自分の住みよい社会を考え、認知症なっても住みよい社会を一緒に協力して作りませんか

生活の手引き②

不安な気持ちの Q & A

Q これから、忘れる事が 多くなり、家族に迷惑をかける事が心配だ
A. すぐに物忘れがすすむのではなく、IC レコーダーに記録するなり、物忘れを防ぐ
   方法がある。

Q. 認知症と診断され、これからの生活が心配だ
A. 認知症と診断されてすぐにもできなくなるわけでない。できなくなる事も多くな    るが、できる事もたくさんある。

Q. 時々、無気力になり、虚無感に襲われ、生きるのがくなる。
A 自分のためだけに生きるのではなく、人のために生きることを考える。
  役割を探して、生きる

Q. 仕事でミスが重なり、仕事がいやになった。
A. 仕事だけが人生でない、気分転換をはかるために、休暇をとる。

Q. 仕事にやり甲斐を失い、別の人生の目的を探している。
A. 価値観の見直しをする。人の価値は、あれができる、これが出来る、有用性で決まる  のではない。新たな価値観を創造して、生きる。

Q. 疲れるからなにもしたくない。
A. なにもしないと、能力が落ちてしますので、少しだけ頑張る

日常生活の工夫

・薬の管理
認知症の治療の薬を飲まなければいけないが、飲み忘れる。
対策 携帯電話のスケジュール機能で、アラームを設定して、飲み忘れを防ぐ。

・外出先で人に助けてもらうために、ヘルプカードを活用する。

・出掛ける時の準備
一人で外出するのが不安だ
対策前の日から着て行く服を決めて、準備しておく。持って行くものもショルダーバックに入れて用意する。
電車を使用する時はあらかじめ、乗る時間降りる時間をリ乗り換え案内アプリで調べてりか、携帯電話のメモ機能に入力しておく

・スケジュール管理
朝起きて、今日は何日で、何をするのか分からない
対策 朝起きたら、携帯電話の日付機能で日付と曜日を確認する。
携帯電話のスケジュール機能でその日の予定を確認する。
出かける15分前にアラームを設定する。
予定が決まったら、携帯電話のスケジュール機能で、予定を入力するかメモ帳に記録をとる。

 あなたも自分の困りごとを、みんなで話会い解決策を考えませんか。

生活の手引き① 

認知症とともに歩む人へ伝へたいこと

はじめに

日本ワーキンググループは、認知症とともに歩む人のグループである。私たちの後から認知症になったの人に、希望と尊厳をもって生活できるように、助言するグループであり、認知症の人が、よりよく生活できるように、政府に政策提言ができるグループでもあります。

日本認知症ワーキンググループは、認知症になっても希望と尊厳を生きるにはどうすればよいかを、認知症当事者の立場からみんなで話合うグループでもあります。 あなたも当事者の輪に加わり、元気に暮らしませんか。
みんなで、認知症になっても、安心安全な社会を作っていきましょう。

希望のメッセージ

1 認知症になると、すぐに、何もかもできなくなるわけではない。
2 認知症になっても、希望を持って生きることができる
3 認知症になっても、適切な支援があれば、人生を楽しむことができる。
4 できなくなることも増えるが、残された機能もたくさんある。
5 失った機能を嘆くのではなく、残された機能に感謝して生きる
6 この試練は、永遠に続くわけでない。
7 認知症になっても、不便であるが不幸でない。
8 だれもなりたくて、認知症になったわけでないので、不条理だがうけいれる。
9 仕事も、職場の理解を得て、できるだけ続ける。
10 好きなことをして生活に張りを持って、生活する。
11 不便なことをだしあい、みんなで解決策を話合い、自分の生活をよりよくしませんか。
12 認知症になっても、しっかり、準備をすれば、外出も楽ことができる。
13 役割をさがし、自分の役割がみつからないときは、人に探してもらい充実した人生をおくる。
14 認知症になっても、愛することもでき、元気に暮らすことができる。

3月の困りごとリストとできることリスト

みなさん、3月の困りごとリストとできることリストがまとまありました。

<3月困りごとリスト >

・以前はパソコン画面を見て意識しなくても操作ができたが、今は全部意識しなしい操作ができない。
対策なし

・障がい者手帳をなくす。
対策、めしゅのポーチに貴重品をいれて、持ち歩く。

・講演にいったとき、ネクタイを忘れる。
対策 旅行鞄の中に、常にネクタイを入れておく。

・3月17日午前中にメールすることを約束するが、メールするのをわすれる。
対策 メールすることを、アラームを設定して、注意を喚起する。

・電気カミソリをなくす。
対策なし

・天気よく、散歩日和だが、外に出る気力がない。
対策 なし

・爪切りが三個出てきた。
・ホチキスを買ってすぐなくす。
対策 定位置に置くように心がける。

・3月16日携帯電話をどこに置いたのかわからなくなる。
対策 固定電話から携帯に電話して携帯電話を探す。

・パソコンをたちあげ、受信メールをよんでいたら送信メールをするのをわすれる。
対策 しようとしたことを、まず行う。

・パソコンを立ち上げても、何のためにパソコンをたちあげたかわからなくなることが、おおくなった。

・血糖値をパソコンに入力しようとしてパソコンをたちあげるが、入力することを忘れる。わすれる
対策なし

・思い付きで物事をはじめるので、みんなに迷惑をける。
対策 人に相談して、ことを始める。

・調子が良い時パソコンに向かって、入力できない。
対策 リクライニングチェアにすわりながら Ipad に入力する。

・友人に電話したが、電話がながらなく、翌日電話が来たがその時は、要件をわすれてしままった。
対策 用件を IPAD に記録する。

・メールを読もうとした、パソコンをたちあげたが、一瞬当して、パソコンを起動したのか忘れる。
対策なし

・睡眠時間をパソコンに入力しようと起動するが、どうしてパソコンを起動したのか分からなくなる
プリンターから出力下 資料をなくす。
対策 出力した資料を置いておく場所を決める。

・障がい者手帳、ワイシャツにスイカをポッケトに入れたまま洗濯をする。
対策ワイシャツのポッケトの中をよく確認して、洗濯する

・生きる気力をなくすことがある。
考えかた、聖書、黙示録にしもなく、苦しみもない、世界が来ると書いてあるので、それを信じて生きる

・引っ越したので、100円ショップ、銀行、郵便局、スーパー、図書館、クリーニング店、コンビニの場所がわからない。
対策 人に案内してもらう。

<できることリスト >

・指定さえた時刻に、大宮駅、品川駅にいくこたができた。

・通販アマゾンで、アドラーの 嫌われる勇気 など好きな本が注文でき、好きの時間に読書ができ幸せである。

・大阪で二泊一人で泊まることができた

・バス電車を乗り継いで、3時間半かけて、新大阪駅まで一人で行くことができた

・春物の洋服を買うことができた。

・ヘルプカード「私は認知症です。おあなたの支援を必要としています」「認知症で疲れやすいです。席をお 譲りいただければ感謝です。」の文面を考えることができた。

・兵庫の三田(サンタ)までの乗車券と新大阪までの、新幹線特急券を買うことができた。

・困りごとをメモして、対策を考えることができる。

北海道新聞にのりました

私の記事が北海道新聞にのりました。(2016年1月30日土曜日 北海道新聞)

認知症当事者として発言を続ける 佐藤雅彦さん

2016年1月北海道

社会と自分の中にある「二重の偏見」が生きる力を奪う。

認知症になっても希望と尊厳こもって生きる。そんな思いを胸に、当事者が声を上げている。埼玉県在住の佐藤雅彦さん(61)若年性認知症と診断され10年間、消えてゆく記憶をIT機器を駆使して記録し、同じ立場の仲間とネットワークを築きながら当事者の思いを地域、そして国へ訴えてきた。「認知症になればなにもできなくなる」という偏見をなくすために。
報道センター編集委員 チョン氏

できることがある。そこに目を向け,諦めず前むきに

昨年末自身のホームページ(HP)を立ち上げるなど、IT機器の活用に積極てきですね。

「システムエンジニだったので以前からパソコンを使用していましたが、タブレット端末などは認知症になってから。最初のころ、物忘れ対策でノートに毎日の行動に記録しようとしました。でも簡単な漢字さえ思い浮かばず、手書きがむつかしかった。それで、パソコンに、日記や予定を書くようになりました。画面に日付けが自動的に表示され、約束場所もすぐの確認できます。私にとってIT機器は外付けの記憶装置記憶障害、を補うためなくてはならないものです。

IT機器の操作はすべて自分で行うのですか。

最初の設定はすべて弟にたのみました。操作の方法も教えてもらいました。慣れたら情報入力は自分でできるようになりました。タブレット端末は指先一本で操作できるので簡単です。もし、IT機器に不慣れなまま認知症になったとしても、支えてくれる人さえいれば、使えるようになると思えます。

異変を感じてすぐに認知症と診断されましたか。

議事録が書けなくなるなど、かなりまえから異変はありました。病院の診断は「異常なし」でしたが体調がすぐれず、2000年から2年間休職。復帰後は商品の配送を任されましたが、配送先で道に迷うなど仕事の能率はさらに悪くなり、2005年10月にとアルツハイマー型認知症と診断されたのです。予想外で思考停止に陥りました。認知症の本をよみあさりましたが、「6年から10年で全介護状態」「自分が自でがなくなる」負の情報ばかり知識が増えるのにつれて、絶望感が大きくなり、2006年2月の会社を退職。

その後の状態は

私は独身で、川口のマンションに一人暮らしでした。1時岐阜の兄の家で静養しましたが、「これではいけないと」思いました。施設に入れば、外出に付き添いが必要になるし自由がなくなるので、06年夏、川口に戻って、一人暮らしを始めました。認知症にともなう生活上の困りごとに日々、直面しましたが、不自由の感じた体験を一つずつ書き出し、自分でできる工夫を考えました。例えば、買い物の際余分のものを買ってしますので、あらかじめ「買い物リスト」と「買ってはいけないものリスト」作って出かけました。こうした工夫は、私のホームページで「困りごととその対策」として紹介しています。同じ認知症の人に役立ててほしいのです。

佐藤さんのように、情報発信をする認知症当事者が少しずつ増えた印象があります。

当事者のニーズは当事者が誰よりもわかるし、当事者が発信しないと社会はかわりません。私は認知症当事者会の交流会に参加したくさんの仲間を得ました。苦しいのは自分だけでないと励まされます。14年には認知症当事者と作る組織「日本認知症ワーキングループ」を発足させました。全国から当事者の声を集め、内容を反映させた政策提言を国や自治体に行うことが活動目的です。こんな当事者の動きは10年前には考えられないことです。大きな進展ですね。まだまだです。認知症当事者の集まりは、今も集まりがわるい。本人が行きたいと思って家族が「認知症のことは、近所にも兄弟にも話していないし、あえて言うは必要がない」と反対するケースが依然とした多いです。

家族がそういうのはどうしてでしょう。

認知症なんだから責任のある行動がとれない、一人で外出したらどうなるんだ、という思いあるのでしょう。私も講演で活動を紹介すると、「あなた本当は認知症ではないのでは」と言われることがあります。とくに介護に追われる家族の方。「私は認知症をよく知っている。だから、自分の意見が言えたり、ましてパソコンが使えたりなんてありえない」と言われる。これは偏見です。

そういわれるとどう感じますか。

傷つきますし、偏見をなくすのは本当に難しいと思わせられます。認知症になって、私は二重の偏見があることに気が付きました。一つは社会にもう一つは自分の中にあります。「認知症になると何もできなくなる」という社会の偏見は当事者も信じ込ませてしまいます。実際私も、もう駄目だと思い会社をやめました。この二重の偏見は当事者の生きる力を奪ってしまうのです。

そんな社会や家族、そして当事者に訴えたいことは。

認知症になって確かにできなくなることはあります。しかし、できることも残されています。本人も周囲の人もそこに目を向けてほしい。周囲には、認知症当事者が前向きに生きていけるような、サポートを期待したい。家族ならば毎朝、新聞を郵便ポストにとりに行くなど、簡単のことでいいので本人役割を持たせ、生き生きと生活してもらうこと。それが家族介護の負担を軽減する近道になると思います。仕事を簡単な内容に切り替えれば、認知症になっても働き続けることができることを、企業も理解。してほしい今後の活動予定は今月、認知症とともに歩む本人の会を発足させました。地域でどんな社会参加できるのかを考えていく場にしていくつもりです。認知症になったひとには、「勇気をもって、自分の感じていることをまわりの人に伝えていきましょう」と訴えています。認知症になっても人生をあきらめないでほしい、私も諦めません。

困りごととその対策

・外出時に携帯電話、財布、障害者手帳をよく忘れる対策 おでかけグッズを1か所のまとめておく。
・短時間に買い物ができない考え方 効率的に買い物をしようとする考えを捨てる。時間をかけて楽しむ
・予定意を入れすぎて疲れる対策 1日1件しか予定をいれない。 ・電車で移動時に常に駅をきにしていないと、乗り越してしますので疲れる対策 目的地の到着時刻を調べ、携帯電話のアラームを設定する。
・ゴミ出しの日がわからない。対策 ゴミ出しの日に携帯電話のアラームを設定する。
・電話した相手から折り返し電話が来て用件わからない。対策 重要な案件はメールでやり取りする
・テレビのリモコンをなくす考え方 探すのをやめ、出てくるまで待つ。
・今日が何曜日かわからず,休館日の図書館に行く。考え方 散歩だと割り切る。
・眠れない日が続く考え方 無理に寝ようとせず、好きなことをしてすごす。

鎌田實の小さな一歩、大きな幸せ

みなさん、雑誌に私の記事が載りました。

鎌田實の小さな一歩、大きな幸せ

認知症になっても、不幸でない。

65歳以上の認知症の推計数は、平成24年の時点で約462万人、予備軍は400万人(厚生労働省の資料)。37年には、予備軍を合わせると、1000万人を超えるとの説もある。

 もし自分や家族が認知症になったら、と不安に思うことも多いでしょう。しかし、認知症になることを、過度に恐れる必要はありません。それを教えてくれたのは、佐藤雅彦さんです。彼は51歳の時、若年性アルツハイマー型認知症と診断されました。一人暮らしで、糖尿病を患う彼は日常生活でさまざまな工夫をしています。

 例えば、今日が何日かわからない、インシュリンを打ち忘れる、電車の降りる駅を忘れる・・・といったことを防ぐために、パソコンや携帯電話のスケジュール機能を活用。道に迷ったときのために、住所と「私はアルツハイマー型認知症です」と書いた紙を常に所持しています。

 どれも役立つ知恵ですが僕が彼から、もっとも学んだのは、認知症であることをオープンにする大切さ。勇気のいることですが、それによって周囲からサポートが受けやすきなり、彼は自由に外出。できるようになりました。

 失敗を恐れて、ひきこもってしますと、残された機能、も衰えてしまいます。しかし、認知症になっても積極的に支援を利用しながら社会に参加し、残された機能を発揮することができれば、進行を遅らせることが可能です。

 認知症は早期発見により、今の生活をより長くつづけることができます。初期の症状で多い物忘れのほか、

無気力になった、同じ行動をくりかえす、なども認知のサインである場合があります。あれっ?おもうことがあれば、早めに認知症の専門医に相談してください。

 「認知症になって生活が少し不便になったけれど、不幸ではありません、僕は幸せです」

 診断から10年。今に元気に暮らす佐藤の言葉は、長寿時代を生きる僕たちに大きな勇気を与えてくれます。

鎌田實

困りごと2016月 1月

困りごと2016月
1月
・文字が書けない
対策パソコンまたは、Ipadで記録をとる。
・夜外出をすとるすると、疲れてします。
  対策 「認知症で疲れやすいです。席をお譲りください」とカードを持ち,席を譲ってもらう。
     夜の外出を控える。
・パソコン入力を正しく入力する意欲をなくす。
考え方 正しく意味が通じれば良しとする。
・よく知っている道でも、一瞬どこにいるのか分からなくなる。
  対策 案内人をたのむ
・いつもやってることを忘れてしまう。
 食事とき、ポットからお茶を注いで持ってくること。
     ・市役所の人と1時間話したら疲れてしまった。
  対策 文章にして渡す。
・パソコンの操作がわからなくなる。
  対策なし
・体調が悪くなり、予定をキャンセル。
  対策 講演会の時は、代読の原稿を用意する。
・ワードを立ち上げても,入力することがらを忘れる。
  対策なし
・食事のときヨーグルトを食べる、スプーンを持ってくるのを忘れる。
  対策なし
・認知症と診断されどこにもいくところがなく、こまった。
  解決策 いろんなところに出向き、情報を集め、協力者を募り、認知症だけではなくっみんなが集まるサロンを設立した。
・郵便物の書類をどこに置いたかわからなくなる。
  対策 必要な書類は、時系列でファイルする。
 ・爪切りをなくす。
  対策 定位置に置くように心がける。
・ケアーハウスの職員の名前を覚えられない
  対策 携帯電話にメモする。
・メールを見て、グーグル・カレンダーに講演会の日を覚えられなので、講演予定日が入力できない。
  対策 いったん紙にメモして、メモを見ながら講演予定日を入力する。
・集中力がなくなる。
  考え方 しようとすることを絞り込む、気力が起きるまで待つ。
・割り込みが入ると、元の仕事にもどれない。
  対策 一つの作業が終了したら、次の作業にうつる、割り込みは許さない。
・仕事、いちづで人生をおくってきて、認知症になり、仕事ができなくなり、途方に暮れる。
考え方 趣味なり、新しい社会とのつながりを持ち新しい、生きがいを持つ。
・夜眠れない日が続く
  対策 主治医に睡眠導入剤を処方してもらう。無理に寝ようとせず、好きなことをして夜をすごす。
・待ち合わせに遅れる。
  対策 乗るバスの時間を調べ、出発10分前にアラームを設定する。
・洗濯していたのを忘れる。
  対策 洗濯終了時間を、携帯電話にセットする。
・入浴するのを忘れる。
  対策 入浴時間を携帯電話にセットする
・食事の時間に遅れるようになる。
  対策 携帯電話に食事の時間をセットする。
・親しい知人の名前がおもいださない。
  対策 知人の名前と電話番号を携帯電話に入力しておく。
・出版した、著書の題名がいえない。
  対策 携帯電話に題名を入力しておく。
・机に向かい、パソコンに入力するのがつらい。
  対策 軽いノートパソコンを買い、リクライニングチャーに座りながら、ひざにパソコンを置いて、入力する。
・しようとすることを忘れる
  対策 携帯電話のスケジュール機能を使い、設定された時間にアラームとメッセージを流して、注意を喚起する。
・何もする気力がない。
  対策なし 気力が出てくるまで,静養する。
・病院からの提出書類をなくす。で  対策 すぐに書き、バックにしまっておく。
・パソコンで打ち出した、資料をよくなくす。
  対策 なし
・インスリンを打ったことを忘れる
  対策 お薬カレンダーに針をセットして、針がなければ,打ったとみなす。
・ パソコンを新しくので、Mさんにメール登録のお願いの携帯メールを出したら、すでに出しましたと言われる
対策 よく確認してから、メールする。
・元旦に届いた、年賀状をなくす。
対策 定位置に置くことを心がける。
・だぶって予定いれる。
  対策 グーグルカレンダーで予定を確認してから、予定を入れる。
・体がだるいことが、多い
  対策 あまり予定をいれない。
・次回の診察日を忘れる
  対策 グーグルカレンダーに次回の診察日を入力する。携帯電話のスケジュール機能に診察日にアラームを設定する。
・買ってきた商品を冷蔵庫にしまうのを忘れる。
  対策 買って来たら、すぐに冷蔵庫にしまう癖をつける。
・スーパーで商品の位置が覚えられない
  考え方 効率的に買い物をしようとする考えをすてる。のんびり買い物を楽しむ。
・食事の前にインスリンを打つのを忘れえる。
  対策 携帯電話の目覚まし機能をつかい、指定された時刻に必要単位数を表示して、アラームを設定する。

英字新聞ジャパンタイムズに私の記事がのりました

無題
みなさん
英字新聞ジャパンタイムズに私の記事がのりました。


認知症を持つ佐藤雅彦さん(61)は行政に、認知症当事者の声をもっと聴いてほし
いと訴える。
佐藤さんは認知症を持っていても、第三者の手助けと理解があれば、アクティブで自
立した生活ができることを証明している。2005年若年性アルツハイマーの診断を
受けた佐藤さんは、今年6月にケア施設にうつるまで、デジタルツールを駆使して記
憶障害をおぎなってきた。
埼玉県川口市在住の佐藤さんは、毎朝パソコンをたちあげ、グーグルカレンダーを
チェックする。時間の記憶がむつかしくなるのが認知症の症状の一部だが、グーグル
カレンダーには日付けが表示される、手帳にはない機能がある。
外出するときは、アポに関連したタイマーを携帯にセットして、乗り換え案内ソフト
を使うことによって、電車に取っているとき降りる時刻にアラームを鳴るようにセッ
トしている。これによってどこで降りるのかを防止することができる。
佐藤さんは2014年に自らの体験について「認知症になった私が伝えたいこと」と
言う本にまとめた。この本は2015年、日本医学ジャナーリスト協会賞、を受賞し
た。発売元の大月書店によれと、認知症本人が全部一人で書いた本としては、日本で
初めての本という。
佐藤さんは元々コンピューター会社でシステムエンジニアの仕事していたが、ソー
シャルメディアやIpadを使うようになったのはアルツハイマー病の診断受けて何
年もあとだという。そして、ほかの認知症当事者にも、なるべく早期にこうしたデジ
タルツールを使いはじめることを進めている。
佐藤さんは講演で全国をまわり、「認知症になると不便ではあるが、必ずしも不幸で
はない」と話す。
佐藤さんは体調にはなまいがあり、体調の悪化で大事なアポも直前にキャンセルしな
いといけない、日もあるという。それでも佐藤さんは前向きな持ち続けていて、その
ことが病気の進行を遅らせているこのに大いに役立っているようだ。
「認知症になったら、人生は終わりではない。残された機能に感謝して、素晴らしい
人生が待っていると信じて精一杯いきることだ。」

認知症当事者の皆さんへ

認知症当事者のみなさんへ

認知症ではないかと不安を感じている人。
診断を受けてこの先どうしたらよいか光が見えない人。…
不便や不自由が増えてストレスいっぱいの人。
他人の手を借りて日々を送っている人。
いま、たくさんの認知症当事者がこのとき過ごしていると思います。
1日1日、そしてこれからの人生を、ともに生きていこうではありませんか。

失った機能を悩んだり、嘆いたりするのではなく、残された自分の能力を信じましょう。
認知症になっても、楽しみは張り合いのある暮らしをおくることができます。
絶望することなく、希望を持ち待ちましょう。
できなくなったことが多くなっても、自分は自分です。認知症になったからこそ、他人を気にせずに、他人と比較することなく、自分の好きなことに時間を使いましょう。一人で頑張らず、同じ病気を持ちながら暮らしている仲間とつながりましょう。
そして、勇気を持って、自分が感じていること、思っていることをまわりの人に伝えていきましょう。
当事者が発言していきことで、認知症にたいする誤解や偏見をなくし、世の中をかえることができるはずです。
認知症になっても、人生をあきらめないで。
私もあきらめませせん。

私の使命

私の使命がまとまりました。
読んでいただければ、感謝です。

私の使命は、認知症になったら何もわからなくなるという誤解を解き、認知症でも適切な支援があれば、普通にくらせることを示すことだと、思います。

色々な支援

・認知症になると、道が分からなくなるが、案内人がいて、認知症当事者を目的地まで案内していただければ、認知症当事者も自由に外出することが出来きありがたい。
・買い物のとき、商品がどこにあるかがわからない。認知症当事者が買い物リストを持っていき、商品の棚まで案内してくれる買い物を手助けしてくれる人がいれば、自由に買い物することが出来る。支払いも手伝ってくれて、小銭を使って支払いの援助をしていただき、小銭が財布にたまらないようになればありがたい。
・交通機関で降りる駅を間違える。降りる駅が記入されているカードを持ち歩き、隣の人に、降りる駅が来たら指示してもらえばありがたい。
・コンサートとか、劇場でトイレの場所がわからなく迷う、同じ趣味の人を見つけて、一緒に楽しんでもらえばありがたい。
・レストランで注文したメニューを忘れてしまう。同席した人に注文したメニュを管理してもらえばありがたい。
・認知症当事者に趣味を理解して、展覧会、イベントの情報、四季の公園の花の開花情報集めて、イベントに誘っていただければ、ありがたい。

上記のような援助があれば、認知症当事者が自由に外出でき、豊かな暮らしをおくることができる。ご支援よろしくお願します。支援をうけたら「ありがとう」と言葉にして感謝の気持ちを伝えることが大切だとおもいます。

そのためには、一緒に同行して楽しんでくれる、パートナー〈複数が望ましい〉の存在が不可欠ではないでしょうか。一緒に物事を楽しんでくれる人をさがしています。よろしくお願いします。

ラン伴に参加しました

みなさま
認知症に人と一般市民がたすきをつないで、日本全国を駅伝するイベントに参加しま
した。
runtomo

困りごとと対策2

・疲れやすい
対策 長時間のイベント、の予定をいれない。
・外出するときのバッグがみつからない。
対策 外出する前日のよういする。定位置のバッグを置くように心がける。
ご見出し日が分からない
対策 携帯電話のスケジュール機能を使い、ご見出し日にアラームを設定する。
・住所と名前以外漢字で文字がかけなく、日記が書けなく日々の記憶が思い出さなく不安になる。
 対策 パソコンかIPADの操作を覚えて、パソコンまたは、IPAD上に記録を残す。

・朝起きて、今日が何日でどんな予定があるかわからないので困る
 対策 グーグルカレンダーに今日のが反転して表示されるので、今日の日と予定を確認する。

・目ざましおかけないと、目がさめないので、食事の時間に遅れることもある。
対策 携帯電話の目覚まし機能を使い、起きる時刻にアラームを設定する。

・時間な感覚がないので、11時に診察予定のスケジュールなのに、9時に病院に行き長時間またされる。
 対策 携帯電話のスケジュール機能を使い、診察時間より逆算して、家を出る時刻にアラームを設定する。

・日中、散歩のほか、することがなく、時間をつぶすのにこまる。
対策 週の初めに今週のスケジュールをきめ、読書、レコード鑑賞、定期的に行くところを見つけておく。(毎日図書館で新聞を読む習慣をつける)

・好きなテレビ番組があっても、曜日感覚がなく、みのがしてしまう。
 対策 録画して、好き時間にみる。

・時刻が分からないので、インシュリンを打ち忘れる。
対策 携帯電話の目話まし機能をつかい、注射を打ちたい時刻にアラームを設定する。

・インシュリンを打てっも、5分も記憶できないので困る。
対策 お薬カレンダーに針をセットして,針が所定の場所になければ、注射を打ったこととみなす。

・食事したこと自体わすれることもある。
対策 携帯電話のカメラ機能、IPADのカメラ機能で毎回食事の写真を撮り、食べた記録とする。

食堂にIPADを持っていくのを忘れる。
対策
Ipadを持って出ると張り紙をする。または、携帯電話スケジュール機能を使いアラームを設定する。

・Ipadを食堂に持っていくが、食事の写真が撮れるのをわすれる。
 対策 一緒に食事をする人に、写真をとることを促してもらう。

・病院に行く日を間違えることもある。
対策 携帯電話のスケジュール機能をつかい、病院に行く日を管理する。

・図書館が休みなのに、曜日が分からなくて、休みの日に図書館に行く(3回)。
考え方 散歩だと割りきる。

・部屋の鍵が見つからないために、部屋の外に出れない。
対策 予備の鍵を用意して、予備の鍵で出かけて、帰ってからゆっくり鍵を探す。

・外出するとき、携帯電話、財布、インシュリン、障害者手帳をよく忘れる。
対策 お出かけグッズを1か所にまとめておく。

・講演会行くとき、ICレコーダ―持っていきたいとおもいながらわすれる。
対策 ICレコーダーの定位置として、バッグの中にいつも入れておく。

困りごととその対策

困りごととその対策

・メールしようとしてパソコンを立ち上げ、たまたま受診メールを読んでいたら、メールすることを忘れる
 対策 受診メールを読まなく、すぐに、メールをおくる。割り込みはゆるさない。
・急に体調がわるくなりドタキャンが多い。
 対策なし。
・思いつきで行動するので、みんなに迷惑をかける、思いついても行動する前に、考えてから行動する。
 たとえば、思いつきで、私のドキュメントの取材の申し込みをする。
・パニックを起こしたら、深呼吸を10回して、冷静になるのを待つ。
・同時に二つのことができない。考え方 同時に二つのことはしない。
・スケジュール入力をまちがえてしまう。
 対策 信頼できる人に、入力を頼み、他人にスケジュールを管理してもらう。
・外出するとき、財布が見つからない
 対策 予備の財布を用意して、それを持ってでかけ、帰ったらさがす。
・部屋の鍵をどこに置いたかわからなくなる。
 対策 鍵をペンダントのように首から下げ、持ち歩く。
・携帯電話をどこに置いたかわからなくなる。
 対策 首から下げて、身につつける。固定電話から携帯電話に電話して、音で探す。
・浴槽の中の手桶が、自分の物か、備え付けの物かわからない。
 対策 自分の物には、自分の名前を書いておく。
・あった人の名前がおぼえられない。
 考え方 あったことを覚えていればよしとする。付添人におぼえてもらう。
    どうしても覚えたいときは、IPADで写真を撮り、名前を入力して覚える。
・短時間に買い物ができない。
 考え方 効率的に買い物する考えをすてて、時間をかけて買い物を楽しむ。スローライフを楽しむ。
・映画の筋がおえない
 考え方 見ている間、楽しいと思い筋がおけなくても、良しとする。
・何回でも同じことを言う。
 対策 ICレコーダーの言ったことを録音して、同じことを言わないようにする。
・電話で聞いたことを忘れてします。
 対策 いつでも何回でも確認できるように、メールでやりとりする。
・きいたことをすぐに忘れてしまう。
 対策 ICレコーダーに記録する。
・昨日どう過ごしたか覚えていないので、不安になる。
 対策 IPADまたは、パソコンに日記を書く。
・財布の中に、小銭がたまる。
 対策 小銭出しはらうよう、心がける。クレジットカードで支払う。
・クレジットカードをよくなくす。
 対策 買い物した時は、クレジットカードを財布にしまうことをわすれない。
   ときどき財布のなかにクレジットカードが入っていることを確認する。
・IPADをどこに置いたかわからなくなる。
 対策 定位置におくようにする。
・思いついたことをすぐに忘れる。
 対策 思いついたときに記録をこまめにとる。
・部屋がちらかる。
 対策 余分のもとはかわない。部屋が比較的かかたずいているうちに、こまめに掃除する。」
・モノをよくなくす
 対策なし
・認知症だと面倒をかけると思い、つきあってくれない。
 考え方 認知症に理解がある人と、付き合う。
・飲食店でトイレの場所がわからなく、一人でトイレにいけない。
 対策 案内人を頼む。
・日中することがなくこまる。
 対策 図書館に毎日新聞を読みに行く。IPADで音楽を聞く。
・家族も知っている、行きつけの喫茶店をさがす。
・お薬カレンダーへの、薬のセットを間違える。
 対策 お薬のセットをヘルパーさんに頼む。
・部屋の、掃除、整理整頓ができなくてこまる。
 対策 部屋の掃除、整理整頓をヘルパーさんに頼む。
・外出用バッグがみつからない。
 対策 外出する前日の、持っていくものを準備する。バッグを定位置の置くように心がける。
・予定を入れすぎて、疲れ切ってします
 対策 外出は週1回、最大でも週2回と原則をもうける。
・8月30日 日曜日 メールを送ろうとして、パソコンを起動するが、受信メールを読んでいて、メールを 送ることを忘れる。
 対策 まずすることをさきにする。割り込みゆるさない。
・診療の医療費の減免の書類をなくす2回、2回再発行
 対策 定位置に置くように心がける。
・ヘルパー利用の書類をなくす1かい。
 対策 定位置に置くように心がける。
・中学同窓会幹事の住所のメモをなくす。
 対策 1箇所にまとめておいておく・
・7月25日 土曜日 言葉が出なくなった。「小原」「熱中症」「診断」「池端」「館山」後日でてくる。
 対策なし
・7月29日 水曜日 「スプーン」と言うことばがでてこない。「認知症とともに歩む人」も出て来ませんでした。
 対策なし
・7月30日 のぞみメモリークリニックに電話したメモを覚えていない。
 対策 メモはIPADに記録する。
・7月30日 木曜日 みうら歯科の診察券をなくす。
 対策 財布のなかおき、ときどきチェクする
・7月28日 見ったかったテレビ番組を見逃す。
 対策録画してみる
・7月末 眼科診療を忘れる。
 対策 携帯電話のスケジュール機能出、診察日にアラームを設定する。
・8月 散歩していて来た道が帰れない。
 対策まわりよく注意してあるく。タクシーを読んで帰ってくる・
・8月6日 木曜日 血糖値を記録する、自己管理ノートをなくす。
 対策 定位置に置くように心がける。パソコンに血糖値を記録する。

若年性認知症インタビュー

◆若年性認知症インタビュー◆

自分探しの旅の終わりと新たな旅の始まり

佐藤雅彦さん(61歳)が、若年性のアルツハイマー型認知症と診断されたのは7年ほど前、東京で会社勤めをしていた時のことだ。退職後は、心の葛藤や目の前にたちはだかるさまざまな壁に対峙しながら、前向きな人生の歩み方を模索してきた。支援者の輪を広げ、パソコンや携帯電話のツールなどを駆使しての自立した生活や、当事者の深い思いを語ってもらった。

やはり、おかしい

やはり、おかしい──。
自分自身の異変を確信し始めたのは、顧客への配送業務をしていた時のことでした。以前と違い、秋葉原にある配送先がなかなか見みつからない。東京都庁へ配送しに行った時は、入口とは別の出口から出たために迷ってしまい、30分ぐらい自分の車を探し続けました。配送先に台車を忘れて戻ることもありました。マンションに配送した時は、指定された部屋に正しく届けたかどうか自信が持てず、次第に不安が募るようになったのです。
私は、1954年岐阜県に生まれ、大学の数学科を卒業。中学校の数学の教員を経てコンピュータ会社に就職しました。27歳で、別のコンピュータ販売会社に転職。システムエンジニアとして精力的に働くようになりました。
32歳の時、マンションを購入。居住者の皆さんに「やる気のある人にぜひ」と推され、ほどなくマンション管理組合の理事長に就任。一方、会社では労働組合の活動に取り組みながらも、本来のシステムエンジニアの仕事をこなすという、公私ともに多忙を極める日々を送ることになったのです。
翌年のある日、突発性難聴を発症して1週間入院。退院後、社内システムの開発事業に異動。さらに事務職に配置転換されました。それは私を傷つけ、仕事のやりがいを失わせました。システムエンジニアとして誇りを持って働いていましたから。人生の目的を求めて、教会に通い始めるようになり、39歳で洗礼を受けてクリスチャンになりました。

「告知」とは
突き放すことではないはず

異変の前兆は、実は45歳の頃からあったのです。
会議の議事録がうまく書けない。同時に二つの仕事を進められない。発注データの入力業務をこなしながら、定時にFAXを送信するという業務もこなせなくなっていたのでした。そこで病院に行き、頭部のMRIを撮ってもらうと、「異常なし」と診断されました。
でも相変わらず仕事を効率的に進められません。2年間休職し、48歳で復職。事務職は無理だとして配送係に配属されました。が、やはり配送の仕事もうまくできない──。
7年前に病院で異常がないと言われたけれども、51歳の時、思い切って精神科を受診することにしました。医師は頭部のCT画像を見ると、いきなり言いました。「脳に萎縮がみられます。アルツハイマー型認知症です」
ショックで頭の中はまっ白。私は何も質問することができずに、茫然自失のまま帰宅の途につきました。
心の準備もなく、突然、告知された時、患者はどういう心の状態になるのか、医師の方は想像してほしいと思います。
せめて初診の段階では「アルツハイマーの疑いがあります」でとどめてもらえなかったのでしょうか。「予後の年数はあくまでも標準であり、個人差があります」「大変ですが、これからどのように暮らしていくかを一緒に考えましょう」「これから二人三脚で歩んでいきましょう」などと言ってほしかった。何のために医師は告知するのか、その意味を考えてほしい。告知とは突き放すことではないはずです。告知後のフォローこそ大切。早期診断=早期絶望ではたまりません。
アルツハイマーと診断されてから、書店や図書館で関連の本を入手し、必死に勉強をしました。多くは6年から10年で全介護状態になる。どの本にもそう記されています。ただただ愕然とするばかりでした。
私は仕事をする気力を全く失くしました。今まで一生懸命働いてきて、楽しいことはまだ何もやってない。このまま病気で訳がわからなくなってしまうなんて嫌だ。これからの人生、楽しまなければ……。3カ月間病気欠勤した後、25年勤めた会社を退職しました。

不安が不安を呼び
混乱し寝込んでしまう

病気により、記憶に障害が起きることがわかったので、毎日の自分の行動をノートに記録しようと考えました。またパソコンにも日記を入力し始めました。
ある日、銀行に記帳に行くと、引き出した覚えのない数字が記載されているので驚きました。慌ててノートを読み返すと、「財布を忘れた」「薬を飲み忘れた」とか、「昼過ぎになったのに、その日の午前中の記憶がない」「本を読む気がしない」といった“ない”とか“忘れた”という類のものばかりが目立ちます。不安が不安を呼び、「食事の支度のためガスの使用中、電話がかかってきて長話をしているうちに、フライパンの火が燃え上がる。驚いて外に駆け出すと、マンションが火の海になっている」といった悪夢に悩まされる始末。自分をコントロールできる自信が消え失せていきそうでした。
突然、診察の時の資料とするため日々の様子を入力していたパソコンが故障しました。私はパニックを起こし、病院に駆け込みました。すると医師は「男性の一人暮らしでは介護保険のヘルパー派遣は無理だ(注:制度上は可能)。グループホームに入居するように」と勧めるのです。長年一人で生活してきた私は「一人暮らしはもう無理」と言われたことにショックを受け、さらに混乱し、寝込んでしまいました。

専門職には、いろいろな道を
一緒に探ってもらいたい

弟の判断で帰郷。兄がいる実家で一日中眠り続ける日々が続きました。
ようやく目が覚めると、今度は眠れなくなりました。夜半過ぎても雨が降り続き、気分転換をしたくても外に出ることもままなりません。窓を打つ雨音を聴いていると気がおかしくなりそうです。私は神さまに祈りました。
『愛する天のお父さま。私は今、気が狂いそうです。どうか正気に戻してください。ただし私の気が狂うことが神の御心ならば、私はそれを受け入れます』
すると心に平安が戻り、眠りにつくことができました。この時、クリスチャンになってよかったと感じました。私はこの時からすべてを神にゆだねることができるようになったのでした。
当時を振り返って思うに、医療者などの専門職の方々は、当事者が自分の家で暮らし続けたいという望みを「無理だ」と決めつけずに、どうしたら可能になるかをもっと考えてほしかった。頭から選択肢がないような言い方をせず、いろいろな道を一緒に探ってもらえるなら、どんなにか心強いことでしょう。
私は、2カ月足らずの間、兄の家で静養し、自宅に戻りました。気づいたことは、ノートにマイナスの面ばかりを記録に残していても、ますます落ち込むばかりだということです。その後は「まだこんなにできることがあったではないか」というように視点を変え、楽しいことを記録するようにしました。できなくなったことを嘆くのではなく、今できることを大切にする。そして新しい経験に挑戦して楽しむといい。発想がポジティブになってから、少しずつ前向きになっていったと思います。

家族会と出会い
様々なサポート情報を学ぶ

若年認知症家族会「彩星の会」は、最初に私が出会った民間の支援団体です。偶然、書店でみつけた北海道北竜町の元町長・一関開治さんの著書『記憶が消えていく』(二見書房)を読んで「彩星の会」を知り、定例会に出席するようになりました。
ここでは気兼ねなく何でも語り合うことができました。一般の人に自分の状況を話しても「そんなことないでしょう。気のせいですよ」「悪く考えすぎるのではないですか」といった反応が返ってくるのがほとんどですから。
「彩星の会」で得た情報は大変役に立ちました。50代でも介護保険が使えることを知ったのも「彩星の会」。成年後見制度のこと、障害者年金のこと、地域包括支援センターのことなども学ばせてもらいました。いろいろな制度、サポートがあることを、普通の人は知らないものなのです。
自分の病気について最初に知らされるのは医療者からです。病院のケースワーカーがもっと必要な情報を患者側に提供し、いろいろな組織に繋げてくれたら、どんなに助かるだろうかと思います。
 介護スタッフも、認知症の人がもっと楽しく前向きに暮らせるような話題を提供してくれると嬉しいです。旅が好きな人だったら、「テレビでこんな旅番組をやるので放送日をメモしておきましたよ」とか、絵が趣味なら「美術館でこんな催し物をやります。お友達と行ったらどうですか」等々。でもそれは理想論で、ヘルパーの方にしてみれば「訪問介護計画で指示されていることをやるだけで手一杯」というのが現実かもしれません。私もかつてヘルパーさんに「違った料理を提案してください」と頼んだら「私は料理研究家ではありません」と断られました(笑)。

認知症になっても
「暮らしやすい、やさしい町」をつくってほしい

私の望みは、認知症になっても暮らしやすい、やさしい町がつくられること。認知症の人はもっと自分の意見を発信すればいいと思います。
例えば、店のレジや銀行のATMなどでのお金の受け渡しは、認知症の人や高齢者、障害者にはどうしても時間がかかります。そこで複数の窓口が設けられている所では、そういう人たちのために優先窓口を開いてもらうように提案する。そういったことの積み重ねがあれば、みんなが気分よく日常生活を送れるようになるはずです。

一人暮らしを続けるため
様々な工夫をこらす

私が一人で暮らしていることを、立派だ、自由だと言う人もいます。でも自由でいることは大変なのですよ。すべてが自己責任。昼夜が逆転した生活をしても、髭をボウボウに伸ばしていても、体調が悪くなっても、誰も何も言いません。自己管理ができなければ、たちまち体調を崩してしまうでしょう。
ですから自分でいろいろ考えながら、日常生活の工夫をしています。例えば私は糖尿病が持病で、食事前にインスリンを打つのを忘れないように携帯電話のメッセージ機能を使う。さらに注射針はお薬カレンダーと一緒にまとめておき、そこに針があればまだ打ってない。なかったらすでに打ったとわかるようにしています。忘れるのを防ぐには幾重もの策を施すと安心です。自分が使いやすい投薬管理ケースも、薬局に行き、飲み忘れで困っていることを細かく説明して入手することができました。自ら積極的に動いて情報を探し、工夫すれば不便なことも解消できるようになるのです。

遠慮して家族にも口をつぐむ
心にも封をしてしまう

認知症の人は何もできない、何も考えられない──。そう捉えられることも少なくないようです。でもそれは違う。
認知症の人もいろいろと考えているのです。ただ自分の考えを言葉に出せない人も多い。「妻と立場が逆転した」。そんな言葉を若年認知症の男性からよく聞きます。自分が病気になって稼ぐことができなくなり、家族には経済的な負担をかけるばかり。家族におんぶして申し訳ないと思っているけれど、とても口にはできない。
「どこそこの介護施設に行きなさい」「この薬を飲みなさい」。そんなふうに全部お膳立てしてくれるから、自分は何も考えずに従っていればいい。例え不満があっても、指示どおりにしないと家庭でのバランスが崩れてしまう。だから口をつぐむ。心にも封をする。自分の生きる目的などを考えるなんてぜいたくなことなんだ、と。

できることと、できないこと
その落差がとても大きい

認知症の特徴の一つは、できることとできないことのギャップが大きいこと。
普通の人は何でも一様にできますが、認知症になると、ある特定のことができなくなります。ある若年認知症の中高年の方はパソコンの達人で、記憶力は低下していても、英語でパソコンのパワーポイントを使いこなし、素晴らしい資料を仕上げます。
周りの人はその人の一面だけを見て「こんなにできるじゃないですか。病気ではないでしょう」などと決めつけがちですが、実は本質を捉えていない。
「自分の困りごとを解決する方法を自分で考えられるような人は認知症ではない。だから主治医意見書は書けません」
私はかつて介護保険の要介護認定の更新をしようとして、医師にそう言われたことがあります。
患者や障害者が制度を利用しようとする時、たちはだかるハードルは、「自立しているとみなされてしまう」こと。薬の管理ができるなんて認知症じゃない。一人で外出できるなんて、ボランティアができるなんて、人前で堂々とスピーチができるなんて、ヘルパーの派遣は必要ないでしょう、となる。障害者自立支援法のサービスも、本人が自立に向けて努力すれば努力するほど障害程度区分の認定が厳しくなり、見捨てられることになるのです。

信仰に支えられた
生きることが仕事

私が長年抱えてきた最も大きなテーマは“生きがい探し”でした。世の中には、仕事ができる、収入が多い、地位が高いといった人たちが偉い人という価値観があります。でも認知症の人はそういう人とは対極に置かれてしまう。仕事を取り上げられて、世間からはじき出され、「あなたは社会的に価値がないんですよ」というレッテルを貼られるのです。そうなると自分の価値は何だろう、自分はこれから何を支えに生きていけばいいのかと思い悩みます。私も人生の目的を失いかけていたけれども、信仰に支えられました。
新約聖書に、「神は耐えることのできないような試練にあわせることはなさらない。試練とともに脱出の道も備えてくださる」という旨の一節があります。そのおかげで認知症は神様が私という人格を磨くためにくださった試練なのだと確信するようになったのです。
最近、気づいたことがあります。私にとっての生きがいとは何なのか。それは自分のささやかな目標をたて、満足感、充実感を得ること──。美しい庭園を眺めたり、興味のある本を読んだり、おいしいものを食べたりする時、充実した気持になります。遠くへ出かけなくても、日々の小さな身の回りのコト・モノに興味が湧くことで、自分は生きているんだなと思えます。土手を歩くと、春は菜の花、秋はコスモスが風にそよいでいるのに出会います。花も私も懸命に生きている。今の私の目標は、聖書を毎日20ページ読み、毎日7000歩、歩くことです。
生きることが私の仕事です。長い苦しい“自分探し”の旅はようやく終わりを告げ、新たな心満ちる旅が始まっています。

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