自己紹介

1954年岐阜県に生まれ、大学の理工学部数学科を卒業後教員をへて、コンピューター会社にシステムエンジニアーとして入社する。 仕事とマンション管理組合の理事長の働きで多忙をきわめ、体調をくずし、事務職をへて配送グループに配属される。 1994年洗礼をうけ、クリスチャンになる。 2004年(平成16年)に秋葉原で配達先を見つけるのに時間かかるようになり、都庁の帰り迷うようになり、マンションなどに届けた場合、間違いなく指定された部屋に正しく届けたか心配になることが多くなった。2005年(平成17年)に台車をユーザー先に忘れるようになり、常に台車をわすれていないかがいつも心配になり最後には、届ける商品が複数個ある場合、正しく届けたとゆう記憶がなく心配の日々を送っていました。 2005年(平成17年)10月27日にアルツハイマー型認知症と診断され、運転手のSさんとの人間関係が非常に悪かったので1日置いてすぐに病気休暇に入り、2006年(平成18年)2月8日、25年勤めた会社を退職する。 退職後は教会の聖歌隊で歌の練習をし、金曜日は民間援助団体ワールド・ビジョン・ジャパン(以下WVJと示す)で事務ボランティア(主にWVJを通じて貧しい子供を支援している支援者への郵便物の発送作業)して充実した日々を過ごしていたが、2006年4月1日に父が92歳でなくなり、急に将来のことが心配になり成年後見制度のなかの任意後見制度を勉強する。アルツハイマーの本を読みすぎたため、 「料理をしている途中に電話がかってきて長話をしているうちに、フライパンの火がもえあがり、驚いて外にかけだしてマンションが火事になる」 とゆうような、最悪の悪夢がしばしば頭をよぎるようになる。 診察のときの資料のために日々の様子をパソコンに入力していたが、そのパソコンが6月8日に故障してパニックを起こし、病院にかけこむと、主治医より「男性の一人暮らしでは介護保険のヘルパー派遣は無理、グループホームに入居するよう」にと進められる。一人暮らしは無理だといわれさらに混乱して寝込むようになり、弟の判断でふるさと海津町(岐阜県)に帰る。 実家で1日中眠りつづけ日が何日もつづき、ついに目が覚めてねむれなくなり、その夜は雨で外に気分転換に出ることができず気が狂いそうになり、神さまに次のように祈りました。 「愛する天のお父様 私はいま気が狂いそうで、どうか正気にもどしてください。ただし、私の気が狂うことが神のみこころならば、私はそれを受け入れます。すべてを神に委ねます。アーメン」 そうすると、心に平安が戻り、眠りにつくことができました。このとき、クリスシャンになってよかったと実感しました。こと時からすべてを神にゆだねることができるようになりました。6月に倒れ実家に帰って、静養したおかげで唯一の絶対の神(イエス・キリスト)がいて、私は神の愛を実感しました。聖書には試練にあうことはよいことだとかいてありますが、私は倒れたおかげで、神様がわたしを本当に愛していてくださることが実感できてようになりました。 1987年(昭和62年)に病気して1年間休職したため、出世コースからはずれたがそのおかげで、「生きる目的」を真剣にかんがえるようになり、教会に導かれ救われて洗礼をうけ、唯一絶対の神(イエス・キリスト)に愛されていることを知りました。94年に洗礼を受けてから12年たって、寝込んでしまい自分の力ではどうしようもなくなり始めてすべてを神に委ねることができるようになりました。このような、いくたの経験を踏まえ、次の聖書の言葉は真実であることを実感するようになりました。

あなた方の会った試練はみな人の知らないようなものではありません。神は真実なかたですから、あなたがたを耐えることのできないような試練にあわせることはなさい、ません。むしろ、耐えることのできるように、試練とともに、脱出の道も備えてくださいます。

コリント人への手紙 第一10章13節
退職して自分を見つめる時間ができたおかげで、「人生の目的」も見つけました。私の場合それは、神の栄光のためにいきることです。具体的には、賛美を通して神をたたえることです。いまでは、聖歌隊の賛美練習と教会で賛美することがわたしの「生きがい」になりました。賛美することが、私の使命で神様を賛美するために、「私は生かされている」と実感する、今日このごろです。賛美する喜びを知り本当に今は幸せです。 アルツハイマー病のほかにつぎの持病もかかえています。 耳が非常に敏感になり、話し声が非常にうるさく感じられ、非常に疲れやすくなり、何もやる気力がなくなります。体調不良を起こすと、耳鳴りが激しくなります。また、持続力、集中力、注意力が低下していきます。

燃え尽き症候群にならないために

認知症を抱える本人は、介護者自身が倒れるまで介護されたいと、望んでいません。 ショートステイなどのなどの介護資源を上手に使い、介護者が介護に自分の時間を全部使うのでなく、介護者が自分のための時間を持ちましょう。介護者に余裕がないとよい介護はできません。家事は手抜きすることを覚えましょう。手抜きに罪悪感を持つのはやめましょう。上手に生き抜きをしましょう。それが、介護を長続きする秘訣です。介護者が余裕を持てば、認知症本人も、状態がよくなります。介護者がイライラしていると、介護される本人にもそのことが、伝わり落ち着かなくなります。 今でも、大変なのにこの先どうなるのかと悲観的に考えるのは止めましょう。 悲観的に考えても、状況が好転するわけではありません。今日1日無事に過ごせたことを感謝して、毎日過ごしましょう。何か問題がおこれば、そのとき考えればよいと、楽天的に考えましょう。