チーム★だいじょうぶネット

2011年4月アーカイブ

静岡県グループホーム協会の依頼で講演をしました。講演内容の一部をのせます。

1)認知症の症状がかなり進んでも認知症本人には何もわからない人と考えるのではなく、言葉で自分の状態を表現できなくともその人の顔の表情から、その人が快,不快を読み取れるように注意深く生活支援ができる人で、あってほしい。

 2)適切な介護をすれば、笑顔でくらせるようになる。(周辺症状は認知症本人からの訴えであるので、本人の声に耳を傾けてほしい。言葉でうまく伝えられない人もいるので、顔つきで判断してもらいたい)

 3)介護を受ける人は、一人ひとり、固有の生活歴があるので、月に1回ぐらいは利用者の話じっくり耳をかた向け残存機能を確認する、時間をもってもらいたい。

4)周辺症状には必ず原因がある、それおみきわめてから支援又は介護してもらいたい。
  周辺症状が出たときには、どんな状況で起きたのかを記録しておきできるだけおきないように環境保つように努力をしてもらいたい。周辺症状を問題行動ととらえるのではなく認知症本人が今受けているサービスへの不満の意思表示と受けとめる。

5)毎日、利用者の名前を呼び挨拶をして、なじみの関係を作り、利用者から信頼される介護者になってもらいといたい。そのためには、認知症患者として特別な人間として接るのではなく、あくまでも一人の人として接する。特別な人と考えない。
  マニュアル的な機械な挨拶でなく、心のこもった挨拶をしてもらいたい。
 
6)認知症にはいろいろなステージがありまた日によっては同じことでもできるときとできないときがある。本当にできないのか、する意欲が今日はないのかをみきわめる能力をもってもらいたい。気分が乗らないときは、無理をさせない。

7)利用者のできないことを探すのではなく、できることを見つけてあげて張り合いのある生活を支援することが仕事であると自覚してもらいたい。

8)認知症に対する、正しい知識を持ってもらいたい。
  認知症は多くの疾患の病症群である。
 ・アルツハイマー  記憶障害はあるが感情障害はない、言われたことは忘れて言われたときの感情は残る
 ・脳血管性認知症  損傷した部位によって障害が違う かた麻痺などが起きる。
 ・前頭側等型    思ったとおり行動する周囲の思惑をさっしない、万引きなど、道徳的規範がなくなるひともあり初期のうちは記憶障害はない。
 ・レビー小体    幻視、幻聴がリアルにあらわれ、パーキンソン病みたいな動作をする
  疾患原因別によって、介護の仕方も異なるので、疾患別に介護方法をかんがえてもらいたい。

9)認知症本人ができることと、できないことをしっかり見抜き、できることまで支援しない配慮をもってほしい。

10)認知症になっても人間的に劣ると考えない。劣ると考えてと接する態度に現れ、利用者が不愉快に感ずることも起こる。認知症は記憶障害は起こるが、感情障害は起こらないので、不快な感情の気持ちはいつまでものこるので利用者が不快な介護を受けていると感じると介護者と良好な関係が築けない。

11)できないことばかりに目を向けるのでなく、できることを見つけてやり、認知症本人が自信を持って生きるように助言してもらいたい。

12)認知症になると、できなくなることも多いが残された機能も多い。残される機能は、人によって、非常にことなる。自分の気持ち感情を言葉に表せず、暴力を振るう人もいるが、全部の認知症の人が周辺症状と呼ばれる症状があらわれるのでないことを心にとめてほしい。

13)情報はゆっくり、適切な時刻に知らせる。同じことを聞かれても、めんどくさがらない。

古い認知症の先入観を捨てて、認知症本人にも必ず誇りがあり、誇りを傷つけない接しかたをする。自分がそのように接しられたどう感じるかを基準に接する。

認知症になって そして今 Ⅱ

極楽トンボ

-3 認知症と上手く付き合うには(1)

①     日常生活において、基本的に自分の現時点での能力より高い問題に関しては、取り組まず自分の同等能力以下のレベルの問題に対して取り組む様にする。しかし下記②の如くチトした試みも良いと思うのです。

②     能力以上の髙い問題に関して取り組む場合は、ハードル高さを1/5程度にし、かつ5段階の階段状の坂道を設定して、その一段一段に取り組む様にする。以前だと出来ていた物だがと悔しがるしが仕方がないが、そう言う病気なのだから。でも1/5のハードルをクリアできれば儲けもんである。あとは何とかして残りの4つのハードルを一段ずつクリアする事を行う。それはそう簡単なことではない、何度も何度もトライして、他の人のアドバイスも聞き、そして5/5全てのハードルを乗り越える事が可能になる。それが当人の達成感を呼び、新たなチャレンジ精神に繋がると思うのです。(これは何度か経験すると、その気になってやれるようになる。そう言う意味で通常言われている、「認知症の人には学習能力がない」と決めつける事に小生は反対である。)

③     でも根気・気力を持ち続ける事は困難なのです。それが出来れば、非常に生き生きとした日常生活が送れるのではと思うのです。それぞれやりたい事は皆まだ色々持っているはずなので、それが出来ればどんなにか素晴らしい生きがいのある生活が送れるのにと思うのです。どなたか教えて下さい、根気・気力を維持する方法を!

 -4 認知症と上手に付き合うには(2)

①     「介護」から「よりそい」、「サポーター」から「ケアパートナー」へ

この考え方の変化は、認知症患者に対する立場の違いから出て来ているものと思う。

この考え方は、介護者そして本人が、よりしっかり理解する事が出来るものと思います。

②     介護者・サポーターが、あくまで患者本人の思いを引き出す事が大事で、本人の言いたい事は判っているからと言う事で、介護者・サポーターが代弁する事は、本人が言おうとしている意欲を失いさせ本人をより落胆させる事になると思うのです。それこそワンクッションもツークッションでも待ってくれると言葉が出てくる場合がある事を考えて下さい。普通の人とは脳の回転スピードが違うのです。ひょっとして回転力は、普通の人と2倍もあるかもしれませんが、自分で導きだす結論までなかなか辿り着かないのです。色々思考して、結論までたどり着いても、なんだそんな事が言いたかったのかと思う。

本人それぞれのレベルで異なると思うのですが、なかなか言葉が出にくくなっている状況を理解してちょっとした言葉の手助けをして下さい。もっともっと発言する意欲を駆り立てて下さい。自分で自分を表現できない事を、どう本人が理解し落胆しない事を考えるかだと思う。

③     でも発言する事は、本人とって意識を高揚してくれると思うのですが、脳の回転が遅くなっているので、

それなりに疲労するので息抜きも必要です。この事はその人の進行状態で大いに異なると思います。

 -5 自分の居場所について

①     認知症になった自分が生きる意欲を持つ事が出来るのは、自分がその場に居て良いんだと認識できる場所がある事だと思うのです。多分認知症の人、そうでない人、また障害のない人、障害の有る人そして元気のない人、元気のある人いずれも同じだと思うのです、基本的には本人は常に意識の浮き沈みを繰り返し生活しています。いかに生き生きした生活を送れるかは、満足が十分出来なくても自分に納得できる生活を送れるかを自覚認識出来る事だと思うのです。

②     自分の居場所とは、それは周りの人に自分の存在を認めてもらう事から始まるのだと思うのです。

それには、いろんな事が必要になってくると思う。周りの人との協調性もあるだろうし、自己顕示力を抑えたり。今は出来てもその内出来なくなるのだから、それを自分で受け止めて、どんな方向に変化?退化して行くのかは判らないが、それを受け止めて行くしかないと思うし、理解して頂ければ有り難いです。

 -6 おしまいに 最後まで読んでいただけましたか。判りましたか訳のわからない文章。

やっぱり頑張らないで諦めないでゆっくりと皆でしっかりと歩んで行きましょう。 

         改定 2011/03/23

京都 清水寺

まさ

京都 哲学の道

まさ

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