生活上の不便さとその対策(2)

○ 時間感覚がなくなる。
待ち合わせ時間に遅れることが多くなる。
出かける30分前に目覚ましををかけて今までやっていたことをやめて出かける準備をする。
部屋のなかに大きな時計をかけ、すぐに時刻がわかるように環境を整える。
好きなテレビ番組を見はすれることが多くなったので、番組を簡単に録画できるビデオを買って、録画して好きな時間に見ている。
○ 認知症になると疲れやすくなるので、1日にあまり多くの予定をいれない。
刺激が多いと疲れてしまう。
知らない人の仲にいると、非常につかれる。
できるだけ、1日に1件の予定を入れることに心がける。
最大でも二件の予定にとどめる。
○ 無意識でできていたことが、意識しないとできなくなる。
意識して、信号を見ていないと、赤信号でも横断してしまう。
電車に乗っているときは、常に次の駅名を気にしていないと乗り越してしまう。
多くの情報の中から、自分に今必要な情報を選び出すのに時間がかかるようになる。
駅探で到着時刻と乗り換え駅を調べておく。到着時刻がわかれば、途中の駅を気にする必要がないなく、あまり疲れなくなる移動しているときは、よそ事を考えないようにする。
○ 将来のことが不安になる
不安になっても、なるようにしかならないと自分にいい気かす。
医師に相談して、精神安定剤をもらう。
取り越し苦労はやめる。
任意後見人制度使い後見人を選ぶなどして、考えられる手立てをしたら、開きなおりくよくよしなく、趣味や好きなことに没頭して、人生をたのしむことに専念する。
心配ごとを本当に信頼できる人に話して楽になる。(問題が解決されなくても、話すだけで気が楽になる)
○ 会話の途中で割り込みがはいると、元の話題にもどれなくなる。
○ 曜日、日にちが分からなくなる。
パソコン上のスケジュール表(メール管理ソフトOUTLOOK)でその日の予定および日付を確認するか、携帯電話で曜日、日付を確認する。
○ 同時にいくつものことができなくなる。
料理は煮ながら、野菜を切ったりしなければならないので同時にいくつかのことをしなければならないので、料理の品数がへる。
自動車の運転など瞬時に判断ができなくなり、運転することが大きなストレスになる。
段取りがうまくできなくなる。
音楽をききながらワードを打つことが、苦痛になってきた、ワードを打つとは音楽を流すのをやめる。(注意をひとつのことにしかむけられない)
ドラマを見ている途中に、話しかけられるとドラマのストーリーが分からなくなる。
話をしながら、袋ずめなど簡単な作業もできなくなる。話をしていると、入れわすれなどミスが目立つようになる。
ひとつのことをはじめたら、それが終わるまで、他のことはしない。(割り込みを許さない)
○ 予期せぬことや、いそがされると、パニックを起こす。
パニックになりそうなときは、一呼吸、深呼吸してまず、落ち着くように心がける。
○ 人から手順を指示されないとできなくなる。
例えば、お茶いること例にすると。
1)やかんを探す。
2)やかに水を入れる。
3)お湯を沸かす
4)きゅうすにお茶をいれ、お湯をそそぐ。
5)きゅうすのふたをしめる。
6)湯のみじゃわんにお茶をそそぐ。
7)お茶を客にだす。
この手順を忘れてしまい、お茶をお客に出すことはできなくなる。
○ 視界からガスコンロが消えると火をかけていることを忘れてしまう。
火を使用しているときは、電話や来客には対応しなくガスだけに注意をそそぐ。
○ クレジットカードでしはらったことを忘れる。
請求書が届いいてみると、正しく請求されているのかわからないので不安になる。
カードでの買い物は無駄づかいの原因になるので、カードで買い物を止める。
○ お金を借りたり、貸したりすることをわすれてしまうので、お金の借り貸しはしない。
お金と同様に物の借り貸しもしない。
○ 風呂にお湯をはっても、お湯を入れたことを忘れてしまう。
お湯をいれたたら、すぐに風呂に入るようにする。
前回いつ風呂に入ったかがわかるように、風呂に入いった日には、カレンダーに赤丸をする。
○ 洗濯物を、干すのを忘れたり、取り入れるのを忘れる。
布団を干しておいて、取り入れるのを忘れる。

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