認知症になって そして今 Ⅱ

-3 認知症と上手く付き合うには(1)

①日常生活において、基本的に自分の現時点での能力より高い問題に関しては、取り組まず自分の同等能力以下のレベルの問題に対して取り組む様にする。しかし下記②の如くチトした試みも良いと思うのです。

②能力以上の髙い問題に関して取り組む場合は、ハードル高さを1/5程度にし、かつ5段階の階段状の坂道を設定して、その一段一段に取り組む様にする。以前だと出来ていた物だがと悔しがるしが仕方がないが、そう言う病気なのだから。でも1/5のハードルをクリアできれば儲けもんである。あとは何とかして残りの4つのハードルを一段ずつクリアする事を行う。それはそう簡単なことではない、何度も何度もトライして、他の人のアドバイスも聞き、そして5/5全てのハードルを乗り越える事が可能になる。それが当人の達成感を呼び、新たなチャレンジ精神に繋がると思うのです。(これは何度か経験すると、その気になってやれるようになる。そう言う意味で通常言われている、「認知症の人には学習能力がない」と決めつける事に小生は反対である。)

③でも根気・気力を持ち続ける事は困難なのです。それが出来れば、非常に生き生きとした日常生活が送れるのではと思うのです。それぞれやりたい事は皆まだ色々持っているはずなので、それが出来ればどんなにか素晴らしい生きがいのある生活が送れるのにと思うのです。どなたか教えて下さい、根気・気力を維持する方法を!

-4 認知症と上手に付き合うには(2)

①  「介護」から「よりそい」、「サポーター」から「ケアパートナー」へ

この考え方の変化は、認知症患者に対する立場の違いから出て来ているものと思う。

この考え方は、介護者そして本人が、よりしっかり理解する事が出来るものと思います。

②介護者・サポーターが、あくまで患者本人の思いを引き出す事が大事で、本人の言いたい事は判っているからと言う事で、介護者・サポーターが代弁する事は、本人が言おうとしている意欲を失いさせ本人をより落胆させる事になると思うのです。それこそワンクッションもツークッションでも待ってくれると言葉が出てくる場合がある事を考えて下さい。普通の人とは脳の回転スピードが違うのです。ひょっとして回転力は、普通の人と2倍もあるかもしれませんが、自分で導きだす結論までなかなか辿り着かないのです。色々思考して、結論までたどり着いても、なんだそんな事が言いたかったのかと思う。

本人それぞれのレベルで異なると思うのですが、なかなか言葉が出にくくなっている状況を理解してちょっとした言葉の手助けをして下さい。もっともっと発言する意欲を駆り立てて下さい。自分で自分を表現できない事を、どう本人が理解し落胆しない事を考えるかだと思う。

③でも発言する事は、本人とって意識を高揚してくれると思うのですが、脳の回転が遅くなっているので、

それなりに疲労するので息抜きも必要です。この事はその人の進行状態で大いに異なると思います。

-5 自分の居場所について

①認知症になった自分が生きる意欲を持つ事が出来るのは、自分がその場に居て良いんだと認識できる場所がある事だと思うのです。多分認知症の人、そうでない人、また障害のない人、障害の有る人そして元気のない人、元気のある人いずれも同じだと思うのです、基本的には本人は常に意識の浮き沈みを繰り返し生活しています。いかに生き生きした生活を送れるかは、満足が十分出来なくても自分に納得できる生活を送れるかを自覚認識出来る事だと思うのです。

②自分の居場所とは、それは周りの人に自分の存在を認めてもらう事から始まるのだと思うのです。

それには、いろんな事が必要になってくると思う。周りの人との協調性もあるだろうし、自己顕示力を抑えたり。今は出来てもその内出来なくなるのだから、それを自分で受け止めて、どんな方向に変化?退化して行くのかは判らないが、それを受け止めて行くしかないと思うし、理解して頂ければ有り難いです。

-6 おしまいに

最後まで読んでいただけましたか。判りましたか訳のわからない文章。

やっぱり頑張らないで諦めないでゆっくりと皆でしっかりと歩んで行きましょう。 

         改定 2011/03/23

1 Comment

  1. まさ まさ says:

    認知症の人にも学習能力があることに同意します。私は認知症になってから携帯電話からメールすることを覚え、いまでは写メールも送れるようになりました。

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