本人会議の趣旨と概要

「本人会議」の趣旨

今回の会議は、「認知症の人に集まってもらったイベント」ではありません。
「認知症の人が同じ立場の人と知り合い、話し合い、つながること、世の中に発信すること」の可能性と重要性を確認し、こうした本人同士のつながり(本人ネットワーク)が全国各地に一日も早く広がっていくための出発点としての会議です。

正しい知識や情報、周囲の理解がないために、適切な治療や支援が受けられず、希望のみえない不安と孤独の中で状態を悪化させ、自分らしい暮らしとはかけ離れた日々を送っている認知症の人が全国に膨大な数おられます。その姿に苦しみ、必要以上の介護の負担を担い疲弊している家族もあとを絶ちません。
医療や福祉のサービスの充実はもちろんですが、まずは認知症になった人が孤立することなく、できるだけ身近な地域で、同じ体験をしている仲間とつながり自分が生きていくための力と勇気を強めていくためのネットワークが、今、早急に求められています。

本人と家族が安心して、それぞれが自分らしく暮らし続けるために。
そして、わたしたち自身が安心して、老いを迎えていくために。

本人会議

「本人会議」の概要

主 催 ○「本人ネットワーク」支援委員会
○社団法人 認知症の人と家族の会
○若年認知症家族会・彩星(ほし)の会
○認知症介護研究・研修東京センター
※「本人ネットワーク」を支援している関係者で構成されました。
事 業 昨年よりスタートした「認知症を知り 地域をつくるキャンペーン」の一環として、平成18年度厚生労働省老人保健健康増進等事業・未来志向プロジェクトの一つとして実施。
(実施機関:認知症介護研究・研修東京センター)
委員長 松本 一生
社団法人 認知症の人と家族の会 理事
松本クリニック院長、大阪人間科学大学 教授
開催日 2006年10月16日(月)・17日(火)
場 所 京都国際ホテル