まさ | 認知症の本人交流ページ【だいじょうぶネット】 - Part 2さんによるブログ記事

まさ | 認知症の本人交流ページ【だいじょうぶネット】 - Part 2さんのプロフィール
1954年岐阜県生まれ。2005年に認知症と診断される。男性。元システムエンジニア。

感動した本

皆様

最近本の中で、特に感動した本を紹介させてもらいます

タイトル 置かれた場所で咲きなさい

著者 渡辺和子

内容に一部

人間はどんな場所でも幸せを見つけることができる。

どんな所に置かれても

花を咲かせる心を

もちつづけよう。

境遇を選ぶことができないが、生き方を選ぶことができる。

「現在」というかけがいのあない時間を精一杯生きよう。

一生懸命はよいことだが、休息も必要

できることもたくさんある

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私は10年前2005年にアルツハイマー型認知症と診断されました。当時の私はアルツハイマー型認知症になると、なにもわからなくなると思っていました。自分が認知症になり、できないことも増えましたが、できることもたくさんあることに気がつきました。

できないことで、一番困ることは新しい場所に一人でいけないことと、時間の感覚がないことでしたが、一番知りたかったことは、これからどうなり、どのように生活していけばよいかわかりませんでした。今は症状を安定しています。

そのために認知症になって感じたことをのべます。

・認知症になっても、できくなることも多いが、できることもたくさんある

・認知症になると不便なことが増えるが、決して不幸ではない。

・認知症になっても、絶望することなく、生活の仕方の工夫を紹介して、希望を持て生きる。

・認知症になっても、人生をあきらめない。

・認知症への偏見は認知症当事者も信じて生きる力を奪うので、この偏見をなくしたい。

・認知症になったからこそ、他人を気にせず、自分の好きなことをしてもらいたい。

・不便さを乗り越えて、自分の生活を張り合い持つように工夫して、充実した人生を送ってもらいたい。

・私の生き方を参考にして、自分らしく生き方を模索して、残りの人生、悔いのないよう生きてほしい。

・私は、認知症になってから、新たに覚えたことがたくさんあることを伝えたい

・失った機能を数えたり、歎いたりするのではなく、残された能力を信じて、悔いのない人生をおくってもらいたい。

・認知症になっても、認知症に負けない人生をおくってもらいたい。

・新しいことでも、始める前からできないだろうと思わず、まずはじめてみて、過度にストレスを感じるようだとやめる。

・認知症当事者は何も考えられないとではなく、豊かな精神活動を営むことができる人ととらえてほしい。

・認知症当事者を介護の対象だけの存在ではなく、私たちが形成する社会の一員とみとめて欲しい

・他人と比較することなく、なにができなくとも、自分は価値のある尊い存在だと信じて生活してもらいたい

・辛い厳しい試練にあうかもしれないが、かならず脱出の道があると信じて生きてほしい

・試練におしつぶされるのではなく、積極的に生きて欲しい

・パソコン、携帯電話をうまく生活にとりいれ、生活に不便を感じない実例をしめしたい

伝えたいこと

私は10年前2005年にアルツハイマー型認知症と診断されました。当時の私はアルツハイマー型認知症になると、なにもわからなくなると思っていました。自分が認知症になり、できないことも増えましたが、できることもたくさんあることに気がつきました。
できないことで、一番困ることは新しい場所に一人でいけないことと、時間の感覚がないことでしたが、一番知りたかったことは、これからどうなり、どのように生活していけばよいかわかりませんでした。今は症状を安定しています。
そのために認知症になって感じたことをのべます。
・認知症になっても、できくなることも多いが、できることもたくさんある
・認知症になると不便なことが増えるが、決して不幸ではない。
・認知症になっても、絶望することなく、生活の仕方の工夫を紹介して、希望を持て生きる。
・認知症になっても、人生をあきらめない。
・認知症への偏見は認知症当事者も信じて生きる力を奪うので、この偏見をなくしたい。
・認知症になったからこそ、他人を気にせず、自分の好きなことをしてもらいたい。
・不便さを乗り越えて、自分の生活を張り合い持つように工夫して、充実した人生を送ってもらいたい。
・私の生き方を参考にして、自分らしく生き方を模索して、残りの人生、悔いのないよう生きてほしい。
・私は、認知症になってから、新たに覚えたことがたくさんあることを伝えたい
・失った機能を数えたり、歎いたりするのではなく、残された能力を信じて、悔いのない人生をおくってもらいたい。
・認知症になっても、認知症に負けない人生をおくってもらいたい。
・新しいことでも、始める前からできないだろうと思わず、まずはじめてみて、過度にストレスを感じるようだとやめる。
・認知症当事者は何も考えられないとではなく、豊かな精神活動を営むことができる人ととらえてほしい。
・認知症当事者を介護の対象だけの存在ではなく、私たちが形成する社会の一員とみとめて欲しい
・他人と比較することなく、なにができなくとも、自分は価値のある尊い存在だと信じて生活してもらいたい
・辛い厳しい試練にあうかもしれないが、かならず脱出の道があると信じて生きてほしい
・試練におしつぶされるのではなく、積極的に生きて欲しい
・パソコン、携帯電話をうまく生活にとりいれ、生活に不便を感じない実例をしめしたい
・私の生きる姿をとおして認知症当事者が希望をもって生きる姿をしめしたい
・認知症が進行する前に、旅行、コンサート、芝居などに行き楽しい思い出をたくさん作り、人生を楽しみたい。
・ボランティアを通じて、社会に貢献していきたい。決して認知症当事者は社会のお荷物的存在ではないことを示したい。
・毎日を生かされているのが、今日が生かされている最後日だとおもい感謝して、過ごすこと

11月20日大月書店より本を出版しました。

認知症になった私が伝えたいこと

【基本情報】
書名  認知症になった私が伝えたいこと
著者  佐藤雅彦
判型  四六判並製カバー装
頁数  208ページ
定価  本体1,600+税
刊行  2014年11月20日
発行所 大月書店

認知症になった私が伝えたいこと
【著者略歴】
佐藤雅彦(さとう まさひこ)
1954年、岐阜県生まれ。中学校の数学教員を経て、コンピュータ会社にシステムエンジニアとして勤務。2005年、51歳のときにアルツハイマー型認知症と診断され退職。現在、週2回のホームヘルプ、配食サービス、外出時の付き添いなどを利用し、一人暮らしを続けている。趣味は、写真、旅行など。認知症本人の体験を伝えるために、講演活動もおこなっている。認知症当事者の会「3つの会」代表、「日本認知症ワーキンググループ」共同代表。

【推薦】
●長谷川和夫(認知症介護研究・研修東京センター名誉センター長)
「認知症になってもあきらめない」という佐藤雅彦さんの生き方、人生への姿勢は、認知症の人やその家族という枠を越えて、多くの人に勇気を与えてくれる。この本には、そんな佐藤さんの情熱と知恵が詰まっている。
●堀田 力(公益財団法人さわやか福祉財団会長)
あぁ、認知症の方の思いって、本当に私たちと同じなのだ。不安も、希望も、生きていく願いも。そのことが、身体でわかった。これで、まどわず対応できる。

【概要】
●認知症当事者による「ありのまま」
この本は、佐藤雅彦さんが、認知症の兆候を感じ始めたころから10年以上にわたって、日々のなかで書き留めてきた膨大なメモと、講演や取材のために自作した資料、そして折々に語った言葉を文字に起こした原稿をもとにつくられました。記憶障害等の症状とともに暮らしていく実際がどのような体験であるのか、生活の1コマ1コマの詳細をリアルに描き出していて圧巻です。認知症の理解のためには、「本人に聴くこと」が一番の近道であることを、佐藤さんが身をもって示してくれていると思います。(解説=永田久美子/認知症介護研究・研修東京センター)

【目次】
はじめに
第1章 歩んできた日々
第2章 自分でつくる自分の生活
第3章 当事者の声を届ける
第4章 認知症と生きる私からのメッセージ
おわりに
解説(永田久美子)
認知症関連サイト

若年認知症の課題

若年認知症の課題

・若年認知症と診断が確定するまで、時間がかかる。
・診断されてから、障害年金を申請するまで、病状を見るため私の場合、1年6カ月かかった。
・障害年金の支給額が少ないため、生活できない、貯金を取り崩し生活している。
・若年認知症のデイサービスを行っている、事業所が非常にすくなく、若年認知症当事者は日中に居場所がない。
・食事の準備が出来ないので、一人の認知症当事者は食事に困る。
・仕事につくことができなく、収入がなく、生活費に困る。

日常生活で

・多くの場合、不眠症になるので、生活のリズムがくるう。
解決策 医師に睡眠導入剤を処方してもらう。
・起きた時刻をおぼえていないので、睡眠時間の管理ができない。
解決策 起きた時刻を携帯電話のカメラ機能で時計の写真をとる。
私は携帯電話のアラーム機能で、定時にアラームを設定した、寝起きしている。
・時間感覚がないため、食事の時間がわからない。
解決策 携帯電話のアラーム機能で、食事の開始時間にアラームを設定している。
・スケジュールを覚えていないので、約束した時間に待ち合わせ場所に行けない。
解決策 携帯電話のスケジュール機能で、待ち合わせ時刻に間に合うように家を出るアラーム設定をして、約束した時間に遅れないようにする。
・電車で外出するときは、常に降りる駅を意識していないと、乗り越してしまうので、常に注意を払っているので、非常に疲れる。
解決策 駅探で出発時刻と、到着時刻をしらべ、携帯電話のメモ機能でそれをメモして、時間で乗り降りを管理する。途中駅を意識しないでもよく、疲れが少ない。

旅行時

・温泉に入るとき、靴をどこに脱いだのかわからなくなる。
解決策 下駄箱の番号を携帯電話のメモ機能で、メモるる。
・切符をよくなくす。
解決策 同伴者に切符を管理してもらう。
・入浴するとき、服をどこに置いたのかわからなくなる。
解決策 いつも家で使っている、マイバスタオルを持って行き、それを目印にする。
・トイレを使用後、水の流し方がそれぞれ違うのでこまる。自動で流れるのもあるし、センサーの前に手をかざす、ボタンをおす。などむつかしいので、同伴者に水の流し方を。説明してもらう
・部屋の電灯のつけ方が分からない。
解決策 部屋の鍵を差し込めば,電灯が付くのか、スイッチがあるのか、同伴者に説明してもらう。
・バイキング料理の時、自分の席が分からなくなる。
解決策 同伴者にみまもってもらう。

私が作る私の生活

1.認知症になるとどうなるのか、その対策

・時刻が分からなくなり、規則的な生活ができなくなる。
対策 生活パターンをきめて、携帯電話のアラーム機能で、あらかじめ設定された時刻にアラームを鳴らしそれに従って、生活する。
具体例 私は夏場は、5時にアラームを設定して、5時に起きて、涼しいうちに散歩している。

・予定を覚えることが出来なく、約束した時間に遅れてしまう。
対策 グーグルカレンダーと携帯電話のスケジュール機能で管理する。
具体例 入力に自信がないので、信頼できる人とグーグルカレンダーを共有してその人に、私のスケジュールを入力して、その人にスケジュールを管理していただいている。
朝、グーグルカレンダーで予定を確認して、携帯電話のスケジュール機能で出かける
10分前に、アラームが鳴る設定になっているか、確認する。

・食事にこまる。
対策 配食サービスを利用するか、サービス付き高齢者向け住宅に入所する。

・薬の管理ができなくなる。
対策 食事の時間を規則正しくして、定時にアラームを鳴らして、お薬カレンダーを使用して、決められた時刻に薬を飲み、飲んだかどうか薬カレンダーで該当の箇所にお薬が残っていないか確認する。
信頼できる人に、薬の管理をゆだねる。

・場所の見当識障害が起こり、新しいところに一人で行けない。
対策 目的の場所まで案内してくれる、案内人を頼む。

・買い物のとき、ついお札で支払ってしまい、財布に小銭がたます。
対策 時間がかっかても、小銭を使用して、支払うことに心がける。

・通帳、キャシュカード、印鑑、診察券をよくなくす。
対策 1箇所にまとめて管理する。
信頼できる人に管理してもらう。

・外出時部屋の鍵、財布が見つからない。
対策 予備の鍵と財布をあらかじめ用意して、帰ってから落ち着いて探す。

・買い置きしてある、商品をまた買ってくる。
対策 買ってはいけないリストを持ち歩く。

・文字が書けなくなる。
対策 パソコンまたはIpadが使えるようになり、IT機器でメモを残す。
これからはIpadの時代である。Ipadは初期設定はめんどうだが、メモの入力は簡単である。

・お店で商品の場所が分からなくなり、効率的な買い物ができない。
考え方 効率的な買い物をしようとする、考えを捨てて、時間をかけて買い物をするとのだと、考えをかえる。お店の人に遠慮せずに聞いて買い物をする。

・お金の管理ができなくなる。
対策 パソコンのエクセルで管理する。
具体例 出費項目別に表を作り、合計金額お求め、管理する。

・よく知っているところにも遅れてしまう。
対策 駅探で到着時刻を調べ,遅れないようにする。

・携帯電話がみつからない。
対策 定位置におく。固定電話をおもちのかたは、固定電話から携帯電話に電話して音でさがす。

・カレンダーに予定をたくさん記入すると、認識できない。
対策 1カ月に予定は3件しか、記入しない。グーグルカレンダーで予定を管理する。

・捜し物をする時間がふえる。
対策 余分なものはすてる。必需品しか買わない。請求書、領収書をまとめておく。

・判断力が鈍り、ミスも多くなる。
対策 一人で判断せず、信頼できる人に相談して、すべて決める。

・財産が管理できなくなる。
対策 早めに財産目録を作成して引き継いでおく。

・トラブルを自分で解決しようとして、疲れ切る。
対策 起こったトラブルは自分で解決できないので、信頼できる人に代わって処理してもらう。

・税金の処理ができなくなる。
対策 自分で出来ないことは、人に頼むうように割り切る。処理をお願いする人を決めておく。

・疲れやすくなる。
対策 なし、ゆっくりと、のんびり暮らす。

・貴重品(電化製品の保証書、証券、通帳、印鑑、生命保険の保険証書、マンションの登記簿)、が管理できなくなる。無理せず、信頼できる人に管理してもらう。

・日常生活に支障をきたすようになる。一人で生活するのは、無理なので、グループホームなど施設に入ることを検討する。

2.将来に備えどんな準備をすればよいか。

・将来、どこで住みたいか、どんな暮らしがしたいかまとめておく。
・自分史を書いておく。
・死亡した時の、連絡先をまとめておく。
・終末期医療の治療の希望をまとめておく。私は延命処置をのぞまない。
・将来パソコンに向かうのもしんどくなるので、Ipad操作を覚え、リッラクスして、メモを入力できるように、準備する。
・財産を誰に相続させるか、自筆で遺言書を作成して、葬儀の方法も指示しておく。
・外に外出できなくなったときのために、FACEBOOOKのお友達をたくさんもつ。
・写真の整理をしておく。
・財産目録を作成しておく。
・生命保険の書類をまとめておく。
・家の登記簿をまとめておく
・不必要なものは、早めに捨てて、シンプルな生活を心がける。

3.どういきるか

・失った機能を数えたり、歎いたりすることなく、残された機能に感謝していきる。
・はじめから出来ないと決めつけず、自分の能力を信じて、新しいことに挑戦する。
・病気(認知症)を公表して、積極的に外に出て、支援者を増やし、人生を楽しむ。
・試練には、必ず脱出の道があるの、信じて、試練を乗り越える。
・失敗をおそれず、失敗から多くのことを学び成長してゆく。
・見本となる、手本を探して生きる。
・聖書の言葉から、学び生きる。
・何事も感謝していきる。
・去っていくもとを追わず、来るものを拒否しない。
・ないものねだりをせず、足るを知り生活する。
・他人と比べないで、生きる。
・人の生活をうらやましがらない。
・自分の信念を信じて生きる
・苦難に共感して生きる。
・欠点ばかり目を向けるのではなく、長所に目を向けて生きる。
・ダメもとの精神で、何にでも挑戦する。
・できないことばかりに目を向けるのではなく、できることに目を向けて、感謝して生きる
・何事もネガティブに考えるのではなく、ポジティブに考える。
・認知症になっても、できなくなることが多いが、できることも多い

認知症の症状を悪化させない生活の工夫

認知症の症状を悪化させない生活の工夫

・規則正しい生活をする
朝5時にIpadのアラームで目が覚める
パソコンを立ち上げ、起床時刻を入力して、睡眠時間を管理する。
Facebook に朝のご挨拶を入力する。
パソコンで今日の予定を確認する。
体調がよければ、散歩にでる。
血糖値を測定して、インシュリンを打ち、朝食を食べる。
7時のNHKニュースをみる。
家にいるときは、すぐに何をしてすがしたか忘れてしますので午前と午後わけたて
Ipadに入力する。

・買い物のときは
買い物リストと既に買い置きしてあるので、買ってはいけないリストをもってゆ
スーパーでどこの棚に何があるかわからないが時間はたっぷりあるので、短時間に効率的に買い物をしようと思はない。

・予定の管理
手帳で管理すると、手帳をよくなくすので、パソコンと携帯電話のスケジュール機能で管理する
外出するときは、携帯電話のスケジュール機能で、外出時刻になると、アラームとメッセージでどこに出かけるか、表示される。
友達と待ち合わせするときは、必ず前日に確認のメールを入れる。
洗濯物を干したときは、取り入れるのを忘れないように、取入れ時間にアラームをセットする。
部屋の大きな時計を準備して、いつでも今何時かがわかるように、してある。

・外出するときは
駅探で、待ち合わせ時間に合わせて、との電車に乗るか、調べて、携帯電話のメモ機能使い、これからどこに向かっているかを、メモする。
電車の乗り降りは、出発時間、乗ってからは、と着駅までの所要時間を目安に乗り降りする
初めていくところは、地図が読めないので、案内人を確保して、つれっていってもらう。
財布、かぎは定位置にないときにそなえて、予備の財布、かぎを準備する。

・見たいテレビ番組があるときは
ビデオ録画がするか、番組がはじまる時刻にアラームをならす。

・薬の管理
お薬カレンダーに薬を1週間セットして、飲んだか飲まな方ったのか、目で確認する。

・お金の管理
月1回キャシューカドーで、現金を下ろして、すぐに記帳して、通帳に使い道を記入する。
月の生活費は、前半と後半の分けて、月の前半使いずぎたら、後半は節約する。
エクセルで生活費を入力して、翌年の生活費の参考にする。

・料理について
配食サービスを利用して、お湯で冷凍食品をあたためて、たべています。
火を使用しているとき、火から目を離さない。

・日々の楽しみ
荒川土手の春は菜の花、秋はコスモスを見るのがたのしまです。
新宿御苑は一年を通して、いろいろな花が咲くので、よく行きます。
深大寺植物園にバラをよく見にいきます。
5月には、毎年足利フラワーパークに大藤をみにいきます。
毎週日曜日教会に通い、心のかてをえています。
IpadでYOUTUBEを起動して、歌謡曲をきいています。

・睡眠時間の管理
エクセルに起床時刻、就寝時刻を入力して、昼夜が逆転しないように注意していす。

・日々注意していること
運動不足にならないように、1日7000歩を目標に散歩しています。
毎日、聖書を20ページ読んでいます。
和食中心の食事をしています。
パソコンを適度に使い、脳の活性化をはかっています。
facebookを使い外の交流をはかっています。
孤立しないように、週1回民間援助団体ワールド・ビジョンでボランティアしています。
毎日をボートと過ごすのではなく、生き生き能動的にいきる。

自信を持って生きる

自信を持って生きる

認知症と診断されても、すぐになにもできなくなるわけではない。私はアルツハイマー型認知症と診断されて、9年たちますが。食事の準備をすることが出来ませんが、そのほかのことは、すべて自分できめて自立した生活をおくっています。認知症になって、新しいところに一人で行くことが出来ませんが、FACEBOOKの操作も認知症になったからおぼえました。自分ができないと思えば、できないことも増えますが。自分は新しいことを覚えることは、人の何倍もかかるが、必ずできると信じれば、かならずできます。自分で自分の限界を作らないことが、大切だと思います。新しことも、毎日使わないと忘れてしまうので、覚えたことは、毎日使うことが、忘れない秘訣です。

何事もはじめから、できないときめつけないで、まず挑戦してみることが大事です。1回で覚えられなくとも、何回か挑戦してみることが大事です。

失った機能を数えたり、歎くのではなく、今残された機能に感謝して生きることが大切だと思います。

認知症になると、あれもできなくなった、これもできなくなったと、できなくなったことに目がいきますが、できなくなったことに目を向けるのではなく、できることに目を向けて生きることが、大切だと思います。

不安ばかりしていると、不安が不安を呼び益々状態を悪くするので、むつかしいこと思いますが、楽しいことに目を向けて、生活する。できないことは、不安なことは、意識的にとおざける。

 

生きがい(2014年3月23日)

2005年10月末、私はアルツハイマー型認知症と診断されました。認知症だと全く予想していなかったので、頭が真っ白になり、なに考えられなくなり、茫然として家に帰りました。少し落ち着いてから本屋でアルツハイマー病の本を買い、勉強するとその本によれば、次第に記憶力がなくなり、しまいには何もわからなくなる、治療方法もない恐ろしい病気だとかいてありました。私は途方にくれ生きる力をうしないました。人生を楽しんでから、死にたいと思い会社はすぐに退職しました。幸いにもクリスチャンでしたので、教会に通っていましたので、教会の人が、毎週2回、火曜日と土曜日聖歌隊の練習に参加しないかとさそわれたので、断る理由もなく参加しました。讃美歌の練習をしているうちに、楽しくなり、神をたたえて生きることが、自分の使命だと思いようになりました。認知症と診断を受け、絶望していままでの価値観が音をたてて崩れましたが、絶望のなかからたちあがるには、新たな価値観を構築しなければなりませんでした。幸い人間の価値は、あれができるこれができるという、有用性で決まるのではない、と気が付き、イエス・キリストを信じ。聖書をいきる指針と考えていたので、その旧訳聖書、イザヤ書のなかで、「わたし(神)の目には、あなたは高価で尊い、わたしはなたを愛している」と言う神のみ言葉のみことばを信じて、自分は生きる価値ないつまらない、人間であると言う自己憐憫におちいることはありませんでした。

一度生きがいをなくした、人間が生きがいを持って生きるには、あらたな、価値観を創造して生きる喜びを得ない限り、生き生きいきることはできない。新たな生きがいを見つけるにか、時間がかかることもある。認知症になると従来何も考えられないと思われていたが、現在は、病気がすすんでも、自己は破壊されない、自己は温存されると考えられるようになった。確かに病気がすすむと適切な言葉がでてこなることはあるが、ちゃんと理解でいるので尊厳を持って接しなければいけない。認知症を患っていても、生き生き生きるためには、生活にはりが必要である。そのために、過去にどんなことに興味をもち、どんなことに喜びをかんじていたかを介護者は情報を家族か本人から引き出すひつようがある。本人から情報を引き出すには、本人と時間をかけて信頼関係を築き引き出す必要がある。

言いたいこと私が

認知症診断、そして今

私は59歳です。大学の理工学部数学科を卒業が中学の数学の教師経て、コンピューター会社に就職しました。27歳のとき転職し、システムエンジニアになりました。1999年がろから、社内会議の議事録が書けなくなり、パソコンなどの商品型番・数量を記憶できず、入力するのに時間がかかるようになりました。しばらく休職をした後、2002年に配送係として復職しましが、配送先に台車を忘れたり、自分の車を探すのに、30分もかかるようになりました、2005年精神科を受診したところ、CTで脳に萎縮が見られ、アルツハイマー型認知症と診断をうけました。

現在、私は週二回はホームヘルパーを利用しながら、一人暮らしをしています。私は荒川土手に咲く花を見るのが好きです。美しい花を眺めていると、「生きている」を実感します。

2 私が作る私の生活

認知症に伴う日々の困りごとや不便ははたくさんあります。それらをできるだけ少なくするため、私が生活の中で工夫していることがあります。以下その一部です。

・毎朝起きると、パソコンで今日は何日で何曜日か、そして今日の1日のスケジュールを確認する。

・何をしたのかを忘れてしまうので、午前と午後どうすがしたのか、パソコに入力する。

・人との待ち合わせ時間・場所は、何度でも確認できるように、電話ではなくメールでやりとりをする。

・携帯電話のアラーム機能とお薬カレンダーで薬の飲み忘れを防ぐ。

・買い物に出かけるときは、「買い物リスト」と「買ってはいけないリスト」を持っていく

・台所で火を使っているときは、それを忘れないように、絶対他のことをしない。

・社会とのつながりをなくさないように、日々の出来事をファイスブックで発信する。

認知症になるとできなくなることもおおいものの、できることや残っている機能もたくさんあります。そしてそれは人によって大きく異なります。わたしの場合、パソコンやけータイを使いこなしながら、生活しています。私にとっては、記憶障害を補うツールとして、それはなくてはならなものです。

3 こんな社会であってほしい

認知症と生きていく中で、私は二つの偏見を知りました。一つは自分のんかにありました。「いろいろなことができなくなってしなう」という偏見(先入観)です。よれによって、

「失敗ばかりするのではないか」という不安に身動きもれなくな時期もりました。もうひとつの偏見は社会にありました。「認知症の人は考えることはできない、なにもわからない」

というものです。この2重の偏見は、認知症と生きようとする認知症当事者の生きる力を奪い、生きる希望を覆い隠すものだと思いまう。

私には社会や地域の人たちに願いしたいこと、こうあって欲しいことがあります。

・認知症お人が失敗しても、笑ったり、バカにしないでほしい。

・認知症の人を劣った価値のない存在と考えいでほしい。

・スーパーや駅の窓口などで、認知症の人がもたもたしていても、優しく待ってくれる社会であってほしい。

・認知症の人が好きな時に自由にそとにでかけられ、好きなことが出来る、街であってほしい。

・認知症の人を社会のお荷物や介護の対象と考えるのではなく、私たちが形成する社会の一員として認めてほしい。

認知症になると、確かに「不便」なことは増えますが、決して「不幸」なことではありません。450万人近くいる認知症の人たちが、これからもっともっと前向きに希望をもって人生を生きることが出来るように、皆さんと一緒に考えてほしいです。そして一人ひとりに少しだけサポートしてほしいのです。

私の不便さ

認知症になるとどんな不便が起こるか(2013年8月作成)

・火を使用しているときは、火をつけていることを忘れてしまうので、絶対に席を外さない。
・文字が書けなくなる
 対策
 パソコンまたはIPADとで日記をつける。
・同時に二つのことができない。
 考え方
 同時に二つのことはしない。一つのことを終えたら、次のことをする。割り込みをゆるさない。
・薬を飲んだかどうかわからなくなる。
 対策
 お薬カレンダーに1週間分お薬をセットして、お薬カレンダーに該当する日時に薬がなければ、飲んでいると、目で確認する。
 薬を飲む時間を決めて、飲む時間に携帯電話のスケジュール機能を使いアラームが鳴るようにセットする。
・何月何日、何曜日かわからなくなる。
 対策
 日付け、曜日、時間が表示されている、時計を買う。
 パソコンで日付、日時を表示させて、確認する。
・何回同じスーパーに行っても、商品の位置覚えられない。
 考えかた
 短時間に効率的に買い物をしようとする、考えを捨てて、のんびり買い物をするように考え方をかえる。
・固定電話葉から、電話番号をスムーズに押すことができず、電話がかれられない。
 対策
 携帯電話に電話番号を登録して、携帯電話から電話する。
・電話内容を忘れてしまう。
 対策
 携帯メールで用件を伝え、メールで返事をもらう。
・新しい場所に一人でいけない。
 対策
 案内人を事前に頼んでおく。
・はじめての駅に行くときは。
 対策
 駅探で、経路、到着時刻をしらべてから行く。
・外出するとき、時間感覚がなく約束の時間に遅れそうになる。
 対策
 携帯電話のスケジュール機能を使い、出発時刻にアラームが鳴るように、セットする。
・すでに買い置きしてある、商品をダブって買ってくる。
 対策
 買ってはいけないリストを持って買い物に行く。
・同じホームより複数方面に行き電車に乗るとき、アナウンスをすぐ忘れてしまい不安に思う。
 対策
 付添人を頼むか、早めに行って、よく電車を確認してのる。
・はじめての場所、お店では、トイレの場所がわからない。
 対策
 案内人を頼む。
・約束をよく忘れる。
 対策
 携帯電話のスケジュール機能を使い、約束の時間にアラームが鳴るようにセットする・
 約束は1日1件とする。
・昨日なにをしたのか覚えていないので、記憶の連続性がなく、不安になる。
 対策
 ノート、手帳だとなくしていまい、パニックをおこすので、パソコンで日記を書く。
・お金を引き出しても、同時に記帳しないとお金を引き出したことを忘れてしまう。
 対策
 お金を引き出したら、すぐに記帳して、使用目的を通帳に記入する。
 生活費は月の前半、後半と分けて、前半に使いすぎたら、後半は節約する。
・毎日することがなく生活にはがない。
 対策
 週のはじめに、今週なにをするか、きめる。
・小銭ばかり財布にたまる
対策
小銭をお釣りでもらわないように、クレジットカードで支払をする。
 ・インシュリンをよくうち忘れる。
  対策
  食事を準備する時刻と食事の前に、アラームをならし、食事の前にインシュリンを打つ。
 ・携帯電話をよくどこに置いたかわからなくなる。
  対策
  定位置に携帯電話を置くように、心がける。
  固定電話から携帯電話に電話して、呼び出し音携帯電話を探す。
・ワードで変換された漢字がただしいかわからなくなる。
  対策
  国語辞典でしらべるしかない。
 ・請求書をよくなくす。
  対策
 よく見える定位置に置き、すぐに支払に行くか、初めからクレジットカードで支払う
 ・対策が立てられない困りごと。
  人の名前が覚えられない。
  毎週お会いしている、教会員の名前が出てこない。
  切符をよくなくす。
  郵便物をどこに置いたか、わからなくなる。
  実印をなくした。
  印刷した講演資料をよくなくす。
  整理、整頓ができない。
  物をよく失える。
  車の運転ができない。
  言葉を理解するのに時間がかかる。
  テレビのドラマの筋がおえなくなる。
  不眠症になって、睡眠導入剤もきかず困っています。

Ipadminiを使っての生活の工夫

・パソコンおたちあげるのに時間かかていたので、Ipadminiに起床時刻,就寝時刻をメモアプリを起動させ入力している。
・午前中におこなったことは、午前中に、午後のことは、午後のにメモアプリに入力する。
・パソコンに入力されている、音楽データをipaodmini に移して聞く。
・ipadmini で写真をとり、facebookに画像を投稿する。
・facebookブックを通じそとのの交友関係をふかめる。
・メモアプリでメモをとる。
・携帯電話よりfacebookに投稿していたのを、Ipadmini より投稿する。

認知症への偏見

2005 年。「あなたはアルツハイマー型認知症です。」と医師から言われた時、私は頭が真っ白になり、質問することすらできませんでした。

その後私は「アルツハイマー」に関する本を片っ端勉から勉強しました。でも、知識が増えるごとに、私は打ちのめされていきました。なぜなら、どの本にも絶望への道筋しか記されていなかったからです。それは、認知症になると、「考えることができなくなる」「日常生活ができなくなる」いずれ、「自分自身のことが分からなくなる」「意志も感情もなくなる」というものでした。

今、私は、それらの本に書かれていたことが真実でないことを知っています。「できる、できない」だけで人間を語ることはできません。自分が自分であることはなにによっても失われることは、ありません。自分がどのように生きていくのかは、自分で決め、自分の生活は自分で作ることができます。

認知症と生きる私は、二つの偏見を知りました。一つはに自分の中にありました。私自身、何もできなくなってしまう」という偏見(先入観)にとらわれ、「失敗ばかり、するのではないか」という、不安に、身動きが取れなくなりました。

もう一つは、社会にあります。
認知症なると「考えることができなくなる」否、
「何もわからなくなる」否、
社会が持つ認知症への偏見(先入観)それによって生まれる自の中の偏見。
これらの2重の偏見は、認知症とともに生きようとする認知症当事者の力を奪い、認知症当事者の生きる希望を覆い隠すものです。

生き生き生活するためには、

人がいきいきと生きていくためには

いきいきと生きるためには、衣食住が足りているだけでは十分ではありません。
社会の一員として、何かの役割をもちたい。
社会の一員と認められたく、仕事がしたい。
認知症になっても、仕事を持って働きたい。
働いたからには、少しでもいいから賃金をもらい、自分にもできることがまだあると自信をもちたい。
賃金はもらえなくとも、駅,公園の清掃のボランティアなど、人の役ににたてることを通してして人は自分の存在理由を確かめたい。
認知症になっても、できることをして、存在理由を確かめながら生きていきたい気持ちは、普通の人より人一倍強いです。
これからは、重度の人の介護だけでなく、軽度の認知症の人がいかに楽しく生活できるか、どのように生活支援をしていくかが、今後の課題であると思います。

  アートセラピーで絵も描きたい。
  沖縄旅行もしたい。
  演劇やコンサートにも行きたい。
スポーツが好きな人は、家の外に出てスポーツもしたい。

あめには

生きる意味

私は配送途中で地図を見て、配送先商品を届け先から、車に戻る道がわからなくなりました。そして電話番号が短期記憶できなくなり固定電話からの電話がスムーズにできなくなりましした。そこで神科医を受診して、認知症と診断されました。

認知症と診断されてから、記憶に障害が起きることがわっかていましので、毎日の自分の行動をノートに記録をとるようになりました。マイナスの記録ばかり記録するようにない、不安が不安をよび体調くずしました。

自分で自分がコントロールできなくなりました。
このような試練をくぐったのち、神様にすべてを委ねることができるようになりました。
しばらくたったのち、この試練で自分の人格が成長していることに気がつきました。
人生の意味とは試練に会い、人格を磨くために生かされているということだと学びました。
私たちは、神様に生かされているので、自分勝手に生きているのではなく、神様を礼拝するように作られている。神様にそむいて、自分勝手に生きることは罪である。
・日頃、「生きている」と実感するとき
    美しい庭園をみたり、興味のある本をよんだり、おいしいものをたべたりするときにも感じます。
    温泉にいったろ、旅行などしなくても、日々小さな身の回りのことに興味をもつことで
    生きていると感じます。。
    私は、荒川土手の、春は菜の花、秋はコスモスがさいているのを見るのが好きです、美しい花を見ていると、「生きている」と実感します。
    小さな目標を立てて、それをやりとげたきの充実感、満足感を感じたとき。
    旧約聖書1500ページを1カ月で読み終えたとき、充実感満足感得て生きていると感じました。
    私の今年の目標は、毎日聖書を20ページ読み、1日7000歩、歩くことです。

・楽しみ  旅行、演劇鑑賞、外食、美しい花を見ること、具体的には、新宿御苑や深大寺植物園を訪問しうて、バラをみること。春は新宿御苑の桜見物。絵画を鑑賞したり、描いたりすること。
・大切にしていること   人間の価値はこれができる、あれができると言う有用性で決まるのでなく、神様が作られた作品であるので、なんにもできなくとも、尊い存在だと自覚すること。
  いつも、否定的に考えるのではなく、常に前向きに考え行動すること。
  失った能力を嘆いたり数えるのではなく、常に残された機能に目を向け感謝して生きること。
  神様はいつも最善野ことをして下さると、確信して、イエス・キリストの名によって、祈り求めること。
  美し物を見て、美しいと感じるこころ、いつも何事にも、興味を失わないこと。
  次の聖書のことば、を頼りに 試練をのりこえてきました。
  あなたがたの会った試練はみな人の知らないようなものではありません。神は真実なかたですから、あなたがたを耐えるこのできないような試練にあわせるようなことはなさいません。むしろ、耐えることのできるように、試練とともに、脱出の道も備えてくださいます。           新約聖書  コリント人への手紙 第一 10章13節

私が作る私の生活

1.パソコンを使っての生活

・昼夜が逆転しないように、起床時刻と就寝時刻をエクセルで入力して、睡眠時間を管理しています。
・今日なにをしていたのかを忘れてしますので、家にいるときは午前と午後に何をして過ごしたのか、入力します。
・朝起きて、パソコンで今日は何日で何曜日、と今日のスケジュールを確認します。
・電車ででかけるとき、駅探ソフトをしらべてのります待ち合わせ時間に合わせた時価に間に合う電車をしらべてのります
・冬場は体温を測定して、測定結果をパソコンに入力して、風邪をひかない様にします。
・予定を手帳で管理すると、手帳をなくしていますので、予定はパソコンで管理します。
・待ち合わせ時間と場所は、何度も後で確認できるように、メールでやり取りをします
・医療費の記録をパソコン上にのこしています。
・待ち合わせ時間に変更がないか、必ず前日に確認のメールを入れる。

2.携帯電話を使っての生活

・携帯電話のアラーム機能とお薬カレンダーで薬の飲み忘れを防いでいます。
・スケジュール機能で、予定の日に予定の時刻に、お知らせ通知を音声とメーセージで知らせてくれて、外出します。
・タイマー機能で、料理を温める時間を管理します。
・メモ機能で、電車の所要時間を入力して、所要時間で乗り降りします。
・体調がわるいときはわるくなった時刻にカメラ機能で自分の顔をとりいつから悪くなったか記録として残す。病院に行ったとき、見せる。

3.生活上の工夫

・キャシュカードは月1回、現金を下ろす時だけ持ち出す。(キシュカードを外に落とさないように、むやみに持ち出さない)
・ 現金を下ろしたら、すぐに記帳して通帳に使い道を記入する。
・ 生活費は無駄遣いしないために、月の前半と後半と袋に分けて管理している。月の前半で使いすぎると、後半は節約する。
・ 月の支出は予算を立てて、管理する。予算は前年度の支出を参考にする。
・ 部屋の鍵と財布は、外出時に見つからないときにそなえて、予備を用意してある。
・ パソコンは故障するので、予備のパソコンを用意してある。
・ 買い物は余分買い物は余分なもを買わないため、買い物リストと、買てはいけないリストを持っていく。
・火を使用しているときは、火を使用しているのを忘れないように絶対他のことわしない。
・能率が落ちるので、複数のことを同時にしない。

伝えたいこと

・認知症になっても、できくなることも多いが、できることもたくさんある
・認知症になると不便なことが増えるが、決して不幸ではない。
・認知症になっても、絶望することなく、生活の仕方の工夫を紹介して、希望を持て生きる。
・認知症になっても、人生をあきらめない。
・認知症への偏見は認知症当事者も信じて生きる力を奪うので、この偏見をなくしたい。
・認知症になったからこそ、他人を気にせず、自分の好きなことをしてもらいたい。
・不便さを乗り越えて、自分の生活を張り合い持つように工夫して、充実した人生を送ってもらいたい。
・私の生き方を参考にして、自分らしく生き方を模索して、残りの人生、悔いのないよう生きてほしい。
・私は、認知症になってから、新たに覚えたことがたくさんあることを伝えたい
・失った機能を数えたり、歎いたりするのではなく、残された能力を信じて、悔いのない人生をおくってもらいたい。
・認知症になっても、認知症に負けない人生をおくってもらいたい。
・新しいことでも、始める前からできないだろうと思わず、まずはじめてみて、過度にストレスを感じるようだとやめる。
・認知症当事者は何も考えられないとではなく、豊かな精神活動を営むことができる人ととらえてほしい。
・認知症当事者を介護の対象だけの存在ではなく、私たちが形成する社会の一員とみとめて欲しい
・他人と比較することなく、なにができなくとも、自分は価値のある尊い存在だと信じて生活してもらいたい
・辛い厳しい試練にあうかもしれないが、かならず脱出の道があると信じて生きてほしい
・試練におしつぶされるのではなく、積極的に生きて欲しい
・パソコン、携帯電話をうまく生活にとりいれ、生活に不便を感じない実例をしめしたい
・私の生きる姿をとおして認知症当事者が希望をもって生きる姿をしめしたい
・認知症が進行する前に、旅行、コンサート、芝居などに行き楽しい思い出をたくさん作り、人生を楽しみたい。
・ボランティアを通じて、社会に貢献していきたい。決して認知症当事者は社会のお荷物的存在ではないことを示したい。

これまで、認知症といえば、「なにも言えない」「なにも考えられない」といったマイナスのイメージをお持ちのかたも多いと思いますが、オーストラリアのクリスティーンさんの言葉で「私は認知症の世界も知っているし、認知症でない世界も知っている、」と言うように、認知症当事者は豊な精神状態であるのて、けっして、何も分からない人、考えられない人と、とらえないこと。分からないことがあれば、まず、認知症当事者に聞いてみることが、大切です。また認知症当事者の食べたい物、好きなことはしたいことは、認知症当事者に聞いてほしいです。