認知症サポート養成講座に参加しました。

認知症サポート養成講座で次のことを学できました。

  1. 認知症は、中核症状として記憶障害はあるが、不愉快かそうでないかの感情はそこなわれることはなく、決してなにもわからなくなる病気ではない。私は記憶障害はあるが、感情障害はない。
  2. 周辺症状と呼ばれる、症状は環境に不適応のためおこるので、周囲の人が適切なサポートをすれば、症状が軽減される。
    物取られ妄想なども、一緒にさがすなど適切なサポートをすれば、そんなに問題にならない。あまり妄想がひどいときは専門医に相談する。
  3. 料理なども、一人ではできないが一つ一つ、指示すれば料理を作ることができ、本人の自信にもなり、症状が進むスピードを遅らせることができる。決して仕事を取り上げてはいけない。生活に張りを持たせることが、認知症の症状の進行を遅らす効果につながる。
  4. 強情さや、わがままな行動も、性格によるものでなく、病気によるものと理解し、接する。
  5. 説得、より納得を大事にする。認知症を抱える人の言うことは、本人にとっては、真実なので、否定したり、説得を試みても意味がない。認知症本人に対応するときは、本人をだましているではなく、気持ちよく、生活してもらうための方便と割り切り、そのことに対してあまり罪悪感を持たない。

以上

3 Comments

  1. しょう says:

    まさサン。こんばんわ。
     私も「家族の会」で同様のことを学びました。
    これらの事を私自身が理解する以前と、理解した後では、あきらかに母の状態が変わりました。
    以前は、夜中や明け方に起きだして、気分が悪いと訴えることがありました。
    料理の仕方がわからのないと言って、泣き出すこともありました。
    今は、いわゆる周辺症状といわれるものは、ほとんどみられなくなりました。
     私が母との生活で学んだこと。
    ・不愉快かそうでないかの感情は、記憶ができない分を補うように、さらに敏感になった様な気がします。
     (だから、病気以前の時のように、声を荒げたり、面倒くさそうな対応はできなくなりました。)
    ・思い出せない出来事があると、いつまでもこだわったり、不安を増長させたりするので、大学ノート(備忘録)を用意して、毎日の出来事をお互いにメモするようにしました。
     (これは、はやい時期からはじめたので、なんとか習慣にすることができました。そして、私への質問の回数が減りました。)
    ・「認知症を抱える人の言うことは、本人にとっては、真実なので、」は最近やっと理解できました。
     あるとき、私は母に「xxxをもっていったでしょ」と何度もいわれたとき、それは私の真実ではなかったので、私自身とても悲しかった経験があるのですが、
     私が母の言うことを否定するとき、母にとっては真実を否定されて、悲しい思いをしているのだとわかりました。
     「説得より納得を大事にする。」ということをいつも心がけたいです。
    ところで、母はパソコンでインターネットやメールをすることができます。ワードも使えます。
    でも、自分の書いたもの(ワードなどのデータ)がどこに保存されたのかが理解できず(または憶えられず)、あとから読み返すことができなかったりします。
    デスクトップは、いろいろなアイコンやショートカットで一杯になっていますが、整理することができないようです。
    こんな母でも、有効にパソコンがつかえるような良いアイデアがありましたら、教えていただきたいです。
    よろしくお願いします。

  2. まさ says:

    コメントありがとうがざいます。ワードも使えるのに保存場所側からなくなるという
    質問ですな、アイコンをインターネット、途メール、とワードの3個のアイコンだけをデスクトップ上におき、ワードのアイコンクリックすることをおば得てもらえばよいと思います。

  3. しょう says:

    まさサン
    ありがとうございます。
    今度、母とふたりでデスクトップの整理してみようと思います。

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